【最強ビジネスモデル】ルイス=シュメリングの逆説。 - 新規事業・事業拡大全般 - 専門家プロファイル

星 寿美
プラウドフォスター株式会社 代表取締役
東京都
経営コンサルタント
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【最強ビジネスモデル】ルイス=シュメリングの逆説。

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 【最強ビジネスモデル】  2012.04.20 No.0360
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プロスポーツの特性の一つに
ルイス=シュメリングの逆説がある。

第2次世界大戦前の
アメリカとドイツの代表的な二人の
ヘビー級ボクサーの名前だそうだ。

1936年と1938年に世界タイトル戦を戦い
一勝一敗。

さて、この試合で
仮にルイスがシュメリングよりも
ずっと強かったら、
ルイスの人気・報酬は高まっていたか?

もし、はるかにルイスの方が強ければ
この時点よりルイスの人気も報酬も
低かったはずだ。

というのが

ルイス=シュメリングの逆説。

勝負の行方がわからないドキドキ感が
ヒートアップになる。

どちらかが強くても弱くても
試合はとてもつまらない。

私は、こういう事を仕事上、
特に会議などでよく感じる。

こちらの意図(アイデア)や大前提である知識が
相手にない時には、それ以上の会議が進まない。
(もちろん、その逆もある。
 見えていないから、自分の中から意見を
 言っても的外れ)

しかし、
意図(アイデア)や大前提である知識は互角で、
その上で、持ち味や体験などが違う人と
会議をすると、かなり白熱し
する前としない前では
その時には想像もつかなかったアイデアが
生まれたりする。

そう、

拮抗する事がおもしろい。

拮抗する事で
話がぶつかりあい、
より生産性が高まる。

ルイス=シュメリングの逆説は
仕事でも言えるのだと実感している。

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■今日のまとめ

・ルイス=シュメリングの逆説とは
 強くなりすぎては人気も報酬も下がるということ。

・面白いのは勝ち負けではなく、
 拮抗すること。

・拮抗する事で
 話がぶつかり合い、
 より生産性が高まる。

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