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閲覧数順 2024年04月25日更新

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気配りと気遣いの違い

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プロとして生きる! キャリアを磨こう

会社に新入社員を迎えるこの季節。

既存の社員は、何かと新人に気遣いをしますが、

新しく入る新人に、その気遣いを求めることを諦めている人が多いように思います。

仕事で成功する人の行動には特徴があります。

「気配り」できる人は、成功(=自己実現)していることが多いように経験から感じます。

一方、「気遣い」できる人は、必ずしも成功しているとは限りません。

何が違うか?

気配りは、先手。

気遣いは、今、この場面。

この僅かな時間や場面に対する姿勢の違いが、

成功するかどうかを分ける要素になっているように感じられます。

自分以外の人への気配りはもちろん、職場環境全体に気を配る気配り上手な人は、

先んじて手を打っていくことができるので、最悪な状態を迎えることがありません。

対して、気遣いする人は、自分以外の人に対して今起きている問題に焦点を当てて、ケアするような感覚なので、

時には、最悪の状態の中でその力を発揮することになるでしょう。

では、新人たちには、どちらが必要なのでしょうか?と尋ねられましたが、

もちろん、目標を達成して成功することを目指すのであれば、両方が必要です。

では、この力を伸ばすためにはどうしたらよいのでしょう?と尋ねられました。

そのためには、まずは人を観察すること。

状況を俯瞰的に見る訓練をすること。

そして、まずは、相手に対して気を遣うこと。

気遣いができるようになれば、気を配ることもできるようになります。

経験を積み、先輩や上司に気を遣わせる社会人のスタートから、

いつかは、後輩に気遣いできるビジネスパーソンとなり、

そして、気配りできるビジネスマンを目指す。

そんな挨拶をして、春の新入社員研修を終えました。

既存社員の皆さんは、今、自分がどんなレベルにいるか?

自己認識力を高めてチェックしてみてくださいね。

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(研修講師)
株式会社オフィス・ウィズ 代表取締役

実践型研修で、結果が即・行動に現れます

ビジネススキルに不可欠なコミュニケーション力。ますます重要な「聴く力」「話す力」「論理的に考える力」を高める研修はじめ、企業研修の内製化のコンサルティング、人事政策のアドバイスなど、人事に関する総合的なご支援をしています。

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