- 竹内 和美
- 株式会社オフィス・ウィズ 代表取締役
- 研修講師
対象:キャリアプラン
- 宇江野 加子
- (キャリアカウンセラー)
- 冨永 のむ子
- (パーソナルコーチ)
会社に新入社員を迎えるこの季節。
既存の社員は、何かと新人に気遣いをしますが、
新しく入る新人に、その気遣いを求めることを諦めている人が多いように思います。
仕事で成功する人の行動には特徴があります。
「気配り」できる人は、成功(=自己実現)していることが多いように経験から感じます。
一方、「気遣い」できる人は、必ずしも成功しているとは限りません。
何が違うか?
気配りは、先手。
気遣いは、今、この場面。
この僅かな時間や場面に対する姿勢の違いが、
成功するかどうかを分ける要素になっているように感じられます。
自分以外の人への気配りはもちろん、職場環境全体に気を配る気配り上手な人は、
先んじて手を打っていくことができるので、最悪な状態を迎えることがありません。
対して、気遣いする人は、自分以外の人に対して今起きている問題に焦点を当てて、ケアするような感覚なので、
時には、最悪の状態の中でその力を発揮することになるでしょう。
では、新人たちには、どちらが必要なのでしょうか?と尋ねられましたが、
もちろん、目標を達成して成功することを目指すのであれば、両方が必要です。
では、この力を伸ばすためにはどうしたらよいのでしょう?と尋ねられました。
そのためには、まずは人を観察すること。
状況を俯瞰的に見る訓練をすること。
そして、まずは、相手に対して気を遣うこと。
気遣いができるようになれば、気を配ることもできるようになります。
経験を積み、先輩や上司に気を遣わせる社会人のスタートから、
いつかは、後輩に気遣いできるビジネスパーソンとなり、
そして、気配りできるビジネスマンを目指す。
そんな挨拶をして、春の新入社員研修を終えました。
既存社員の皆さんは、今、自分がどんなレベルにいるか?
自己認識力を高めてチェックしてみてくださいね。
このコラムの執筆専門家
- 竹内 和美
- (研修講師)
- 株式会社オフィス・ウィズ 代表取締役
実践型研修で、結果が即・行動に現れます
ビジネススキルに不可欠なコミュニケーション力。ますます重要な「聴く力」「話す力」「論理的に考える力」を高める研修はじめ、企業研修の内製化のコンサルティング、人事政策のアドバイスなど、人事に関する総合的なご支援をしています。
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