- 星 寿美
- プラウドフォスター株式会社 代表取締役
- 東京都
- 経営コンサルタント
対象:新規事業・事業拡大
- 下村 豊
- (経営コンサルタント)
【最強ビジネスモデル】 2012.03.29 No.0344
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大好きで尊敬する
長谷川建築デザインオフィス 株式会社
長谷川 順持 さん。
2011年度グッドデザイン賞を受賞。
森と住処を結ぶプロジェクト
『小径木だけで創る』空間システム。
http://www.interactive-concept.co.jp/
こだわりと想いを貫いている
とても素敵な方。
その長谷川さんからメールを頂いた。
その内容がとても勉強になったので
今日は、そのシェアを。
ここから↓。
マイナス思考で備え、
プラスの力を発揮する6つのステップ。
1.いったん、頭の中にある
「プラス」「マイナス」のイメージを忘れる。
すなわち
「『前向きな考え方/自分流/我流の/
これが私は正しいと思う』流の・・・」
2.相手が思い付く可能性のある質問、
懸念や反対意見をすべてリスト化する。
3.うまくいかない可能性のあることを
すべてリスト化する。
4.自分が思い付く上記マイナス要素すべてに対し、
「前向きな回答」を用意する。
言い訳ではなく、前向きな回答は案外難しい。
5.回答に際し、自分の情報・アイデア・文書を
きちんと整理し、即座に適切なメモ、資料が
手に取れるようにしておく。
6.完璧な準備で充分に自信をつけておく。
これは、どのような時に用いるかといえば
い)基本設計などをまとめた時、
その自己の案に対して
自身で客観的になる手法として。
ろ)設計監理時の判断、コミュニケーション上の
作成文章・電話対応への客観化に役立つ。
は)イベントや会議、
あるいはプレゼンテーションの事前準備など。
ここからも重要
『2、3、4、5』をまとめる際の整理のコンテンツは、
◯危機管理では、
(1)まず「何が起きたか」(What)の
情報が優先する。
(2)次に「誰が」(Who)。
(3)次いで「いつ」(When)、
「どこで」(Where)が続き、
(4)「なぜ」(Why)、
「どうやって」(How)は後からでもよい。
現に起きた事態の客観的かつ迅速な把握と伝達が、
まず優先される。
優先されるべき重要な情報は何か。
◯創造的な発想・問題解決では、
(1)なぜ(Why)
(2)なぜ(Why)
(3)なぜ(Why)
(4)なぜ(Why)
(5)なぜ(Why)
最後に・・・どうやって(How)。
これは有名な「トヨタ式5W1H」
「Why、Why、Why、Why、Why、
How」
「なぜ?、なぜ?、・・・」と、
5回繰り返し問題を深く問う中で、
物事の本質、真の原因が突き止められるという。
そこから「如何にして」の解決策、改善策が
生まれるという考え方。
これは、創造的な問題解思考方法。
WhyとHowによる思考の「集中と深化」
が重要だという教え。
危機管理の発想とは逆順である。
危機管理が起きた事態の把握を重視するのに対し、
創造的な問題解決技法は、
今ある事態に対する今後の変革を促すことに
力点がある思考方法だから。
↑ここまで(一部加筆修正)。
私のメルマガから情報を得て再構築したと
書いて下さったが、
逆に私の方が多くの学びがあった。
長谷川さんの、何からでも学ぶ姿勢が
素晴らしいと感じている。
そして、
早速「トヨタ式5W1H」を実践しようと思う。
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■今日のまとめ
・マイナス思考で備え、
プラスの力を発揮する6つのステップは、
・自己の案に対して自身で客観的になる手法として、
作成文章・電話対応への客観化に。
イベントや会議、あるいは
プレゼンテーションの事前準備などで大変役にたつ。
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