安易に咬合治療を行うことは愚行と知るべし・・ですね。 - 一般歯科・歯の治療全般 - 専門家プロファイル

片平 信弘
院長
東京都
歯科医師

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赤岩 経大
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閲覧数順 2024年04月19日更新

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安易に咬合治療を行うことは愚行と知るべし・・ですね。

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片平歯科医院虎ノ門”インプラント・矯正センターの片平です。


毎日多くの患者さんにお越し頂きありがとうございます。
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来月発行の雑誌に阪大歯学部教授矢谷教授の顎関節治療記事がありました。考えさせらる一文でしたのでご紹介します。

「顎関節症の治療の目標は、咬合異常の是正ではなく、
患者の抱える疼痛と機能障害の除去にあります。
歯科医は、顎関節症患者の咬合状態が理想咬合から隔たっているからといって、
その”理想的でない”咬合状態が顎関節症発生の原因と考えて、
いきなり咬合治療を行うことは愚行と知るべし」
と述べています。

さらに・・・
「丁寧な病歴聴取と触診を中心とした臨床的診察をおこない、
~中略~ 、診断に応じた適切な保存療法を選択すればよい。
これこそが患者立脚型の治療体系と言えるのです。」

これは歯周病治療でも根管治療でも、同じではないでしょうか。

「歯科医にとって、根管治療は「忍耐」と「経験」を必要とし、
臨床で遭遇する症例が多いにもかかわらず厄介な治療の一つと思われている。
また、治療の成否判定の困難さ、予後経過への不安など、
一般臨床家にとって治療だけでなく精神的にも大きな負担を強いられているものと推察される。」
(東京都歯科医師会誌第60巻第2号、P61)

とあります。

本当に「忍耐」が不足しているだけなのか?
いや、それとも、「経験」が不足しているだけなのか?
という症例に出会うことがあります。

予後不良の根管治療の証として、エックス線に写る根尖病変があり、
根管内の細菌感染が原因であると証明されています。
通法の根管治療では治癒しにくい症例が存在する事もありますが、
まずは通法通りの根管治療を行うべきでしょう。(引用おなじ)


今回は写真はありません。
考えさせられる症例が多すぎます・・・・。

一般歯科臨床家として出来る限りのことは行っていきたいと思っています。


診療に関しての「忍耐」はありますので(笑)
これからもよろしくお願い致します。


ってか、そろそろ帰ろう・・。



あわただしいときもありますが、
急なお痛みの場合は、お電話にて連絡いただけますと大変助かります。



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お越しの際は、電話にてご連絡をいただけますと助かります。
よろしくお願いいたします。。
片平歯科医院虎ノ門インプラント・矯正センター
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Tel 03-3431-6090
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