
- 佐藤 千恵
- 行政書士東京よつ葉法務オフィス
- 東京都
- 離婚アドバイザー
対象:夫婦問題
- 佐藤 千恵
- (離婚アドバイザー)
- 阿妻 靖史
- (パーソナルコーチ)
依存に陥りやすい人~モラルハラスメント
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モラルハラスメント被害
女性の離婚専門板橋区の女性行政書士
東京よつ葉法務オフィス
モラハラ行政書士のちえぼぅです
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昨日の記事では、
「モラハラは依存症では?」
との私の考えをお伝えする記事を書きました。
それにも関連するのですが、今日は
「依存症になりやすいタイプ」
についてお伝えしたいと思います。
心理学を学んでいた時、一般的に
依存症になりやすいタイプとして
・ストレスが強い環境にいる人
・ストレスに対処する為の行動や能力
(これをストレスコーピングと言います)が低い人
・常に満足できない人
・コンプレックスが強い、多い人
これらの傾向を持つ人が、依存症になりやすいと
言われていました。
恐らく現在も、大きくは変わっていないと思います。
では、これらの要因をモラハラ夫に当てはめて
みます。
・ストレスが強い環境にいる
→自分では「有能な人間」と思っているのに、
社会で平凡な人間として扱われる事自体が
モラハラ夫にとってはストレスでしょう。
さらに会社勤めなどをしている場合は、同期や
同僚などに、「本当に有能な人」がいる場合も
あります。
モラハラ夫にとって本当に有能な同僚や、
自分の能力を認めない周囲の人間は
自分自身を脅かす存在で、大変大きな
ストレス源になるでしょう。
・ストレス対処能力(コーピングスキル)の欠如
→モラハラ夫は会社内や周囲の人間との間で
生じたストレスを、自分自身で処理する事が
できません。
また、多くのモラハラ夫が良好な友人関係を
持っていない為、ストレスをためた時に話を聞いてくれる
仲間を持っていなかったりします。
自分自身を省みることは無く、自分が感じる
ストレスは
「俺を認めない会社の奴らが悪い」
等言って、周囲の責任にします。
当然、
生じたストレスは、妻が引き受ける事になります。
・満足できない
→周囲が自分の為にしてくれた事に関しては
「足りる」という事を知りません。
被害者妻の多くが
「夫の機嫌を損なわない為に」
と多大の努力をしますが、
残念ながらそれは認められず、新たに、更に高い
ハードルを設定されてしまいます。
・コンプレックスが強い、多い
→モラハラ夫は、実際は自信が無いのか
劣等感が強く僻みっぽいところがあります。
妻が良好な友人関係を持っていたり
仕事で成果を上げたりすると、嫉妬する様な
言動をしたり、妻の友人や仕事を貶すなどして
自分を優位に立たせようとします。
この他にも依存症になりやすい人が持つ
要素はあるでしょうが、
概ね上記の様に、多くのモラハラ夫が依存症に
なりやすい傾向を持っているのでは?
と思います。
夫がモラハラなのでは?と気付き始めた
被害者妻にとって、
その後どうするかの選択肢は一つだけでは
無いと思います。
ですが、もしモラハラ夫と共存する道を
選んだ場合は、相当の覚悟が必要と思います。
当然ですが、「依存状態」は健康的な関係では
ありませんから。
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