加藤幸彦(エス)です。
照明は、インテリアの雰囲気を決めるとても重要なものの1つ。
エスでは、やわらかな光をつくる「間接照明」を多用しています。
いろんな方法があるのですが、今日は、そのなかでもいちばん簡単でローコストな方法をご紹介。
名付けて、「天井バウンド照明」。
用意するのは、
・シンプルなスポットライト型の器具
・白く仕上げた広い天井面
天井近くの梁た家具のてっぺんなどに、スポットライトを上向きにセットすると、天井全体がパっと優しく光ります。
使用電球は、あまり光の輪郭が強調されないようにレフ球を使います。
できれば、調光器(ライトコントロール)をつかって、少しだけ光度を落とします。
そのほうが、ぐっと光がやわらかくなるし、実は電球の寿命も延ばせるのです。
最近は、LED電球も性能が良くなってきました。レフ球のかわりにLED電球を使ってもいいでしょう。
熱を発しないLED電球は、間接照明にもってこいです。
もう少し、本格的に間接照明を楽しむなら、蛍光灯型の「スリムライン」がおススメ。
このタイプの器具も、最近めきめき使い勝手が良くなりました。
かつては店舗用として使われていましたが、住宅にも気軽に使える器具として性能整備が進んでいます。
(→関連ブログ「照明チェック in コモレビテラスハウス」)
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このコラムの執筆専門家
- 加藤 幸彦
- (東京都 / 建築家)
- 一級建築士事務所エス 代表
テーマは「環境的居住空間」「小さな家」「リノベーション」。
建築の価値観が大きく転換しつつある今、社会的価値観とクライアントの個性を同時に重視し、「美しい空間デザイン」がどうあるべきかを常に問いながら設計活動をおこなっています。
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