■零下２０度で土壁の家に住めるか？・・・エコキャビンの実践

土の家、土壁 2012-02-23 23:03

●次号の「コンフォルト」に日本での「これからの土の家」に関する記事を書かせていただきました。断熱・シミュレーションなどデータも豊富なので、土壁にご興味ある方はぜひお読みください。

http://tonomirai.jugem.jp/?day=20120223

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記事を書くのに、３年ほど前手がけた岩手県葛巻町の森と風のがっこうにある宿泊施設「エコキャビン」の冬の様子をスタッフの黍原さんに伺いました。ここは零下２０度にもなる本州で最も寒い場所・・・実際はどうなのでしょう？

冬にスタッフの方、２人が住まれているそう。

ピンク色の壁はすべて木摺り・土壁下地でしっくいで仕上げたもの。その外側に竹小舞と土と藁を混ぜた「泥団子」。室内側にはヨシの断熱です。何層にもなっている厚み20ｃｍ以上の壁。

数値的にはその壁の断熱性は次世代省エネ基準を満たしていませんが、床暖式の薪ストーブを使っていることもあり、外が極寒でも土壁の蓄熱性で「温かい」ということです。

やはり、土壁の効果あり。・・・聞いてうれしくなりました。

これなら他の場所でも行けそうですね・・・

現代の土壁にはいろんなやり方が考えられますが、いろいろとご紹介していきたいと思っています。

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