We really don't know what we've got until we try

気づけば、今年になって２月も後半ですね。
時間の早さを痛感するこのごろ。。。（汗）

タイミングが合って、先日、初心者でも気軽に参加できる
パステルアートのワークショップに行ってきました。

たくさんあるサンプル画から好きなのを選び、手法など
インストラクターの方にひとつひとつ教えてもらいながら、
実際に自分でパステル画を描いてみる、というもの。

絵心なんて、まったくない、と思っていた私でしたが、
実際にやってみて、出来上がったのが、これ。

所要時間、１時間半足らず。

誰でも描けますから！と言われ、本当かな～と
思っていたけど本当でした。ほかの参加者の皆さんも
みるみるうちに出来上がっていきました。

自分で言うのもなんですが、このスキャンした
イメージより、実際の作品のほうがどういうわけか
１０倍くらいきれいな感じに見えます。

そして、描いている間は、思っていたよりもずっとずっと
面白くて、時間を忘れてほとんど言葉も発せず、夢中で
作業に取り組んでいました。

うーん。思いがけない発見。

意外に、こういう創作のアクティビティ、好きだったかも
しれない、なんて。

よくよく考えてみると、小学生の頃のこと、
どんどん思い出して、びっくりです。

何を勉強したかなんてほとんど覚えていないのに
図工や美術で取り組んだものや作ったものなどは、
形に残るせいか、いっぱい覚えていたんです。

アクリルで作ったあの葉書入れは、透明な青のアクリルで
葉っぱの形してたとか、木製のアルバムを作ったときは
表紙につゆくさを彫った、とか。

ちぎり絵のときは、リンドウの花だった、水彩画でオレンジの
ユリ描いた、銀河鉄道をテーマに水色の透明な汽車を描いた、
写生大会のときは、神社の石の灯籠描いたな、とか。

ガラス瓶に紙粘土をくっつけて、絵の具で色つけて
貝殻埋め込んでニス塗ったのとか、次から次へ
不思議といっぱい出てきます。

他にも、折り紙でくす玉なんかも作ったし、版画なんかも
とにかく手作業のものは、一旦始めるとすっかりのめりこんで
夢中になっていたなあ、なんて、改めて思い出しました。

いつからか、そんなことも忘れていたことに気づきます。

パステルアートを描いている間、そんなことも思い出したり
しながら、楽しい時間となりました。

私自身、あまりクリエイティブじゃないし、なんて、
勝手に思っていたので、クリエイティブなことは
あんまり手をつけてきませんでした。

でも、パステルをやりながら、意外にそうでもなさそうだ、
ということにも気づきました。

自分が持っているのに、もしくは自分の中にまだ
眠っていることで、知らないこと、いっぱいあるかもしれない。

We really don't know what we've got until we try.

人って、自分の中に知らないことが実はたくさんあって
それはクリエイティビティだったり、自分の中の感情や情熱だったり、
好きなことや好きなもの、または、何が楽しいとか面白いとか、
そんなことも、実はまだまだ知らないことがいっぱい。

ない、とか、わからない、って思っているだけで
ホントはもっともっと、いろんな可能性も能力も
持っているんだな、と改めて思いました。

ただ、何かやってみないことには、それがわからなかったり
気づいていなかったり、忘れていたりするんじゃないかな。

私たち、本当は隠れた内側に、どんな情熱や好奇心、
興味、能力、可能性を持ち合わせているのでしょう。

あなたはどうでしょう？

もっともっと、探検してみる機会を作ると、
本当に思いがけない発見があるかもしれません。

パステルアートを通して、そんなことを
実感させてもらいました。


私が参加したワークショップのインストラクターは
ハートのつばさ、竹内香織さん。

気になる方は、こちらのサイトをチェックしてみてください。

→  http://www.kaorin-heart.com/pastelart.html

このコラムは、こちらでもご覧いただけます。

→ http://blog.livedoor.jp/mikiogura/archives/51963739.html