今目の前にある現実があまりにもかけ離れていて
もしくはいろいろと事情があって理想の状態には
できない、という状況は、日々ありますよね。
こんなとき、どうしましょう。
コーチングを受けた方は経験があるかもしれませんが
「本当はどうなったらいい?」なんて聞かれたりします。
「知ってたら今この場にいません」とか
「わかっていても、今すぐ言えないことやできないこともあるんです」
「だから本当はどうなったらいいって聞かれても、困る!」
と言いたくなります。
まったくその通りです。(私もそうです笑)
ただ、そう言ってしまっては、ここで話が終わっちゃうので、
どこから手を付けるか。どこから1歩を踏み出すか。
かけ離れてることを認めないわけじゃないし
問題や課題があることも否定しないけど
それをひっくるめた上で、じゃあ私これからどうしよう、という選択は
まだできるよね、という話から始めたいかな、と私は思います。
例えば。
なんか引っかかる人がいたり、気になることがあって
自分のやるべきことに集中できていない自分がいる。
本当は、文句も言ってやりたい。でも言えない。
丁寧にプロセスを踏んで、言えない自分を言える自分に
変えていくこともできるけど、それには時間がかかりすぎて、
不可能でもないけど、今この瞬間のこのモヤモヤ、心の引っかかり、
言えない自分、どうしよう?
今はどうにもならないから、将来に向けての話や計画をするのも
もちろんありだけど、それでも結局じゃあ今この瞬間どうするんですか、
っていうところが問題。
こんなときに、これがどうなったらいい?って聞かれても。。。
Sounds familiar to you!?
なんていう、人間関係や自分の中のモヤモヤの話は、
多かれ少なかれみんなありますよね。
あなたなら、またはもし、あなたの周りで
そんな課題を抱えた人がいたら
どんな話を、どんなアプローチでしますか?
今すぐ解決できないことは、これから解決する
プランを作るのはもちろんできることの一つ。
それが今この瞬間、あまりに大変なら、
それよりはまずは少し自分をいたわって、
少しでも自分の気分をよくすることが先決です。
気分の悪い自分では、課題に取り組むことはもちろん
エネルギーも出てきません。
もしかしたら、他のことにフォーカスを向けてみるのも
いいかもしれない。考えないようにしよう、って言っても
それは逆に大変なので、別のことで少し気分転換してみる。
長い気分転換や無理に忙しくしてごまかすのはおすすめしませんが
少しの間、自分が休憩することにOKを出すのも良いですよね。
少しでも状態の良い自分になったら、
これからどうする?という話も
もっと建設的にできるようになります。
Give yourself a little break and
just feel better now, not later.
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このコラムの執筆専門家
- 小倉 美紀
- (パーソナルコーチ)
- エナジー・コーチ エナジー・コーチ
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もっと自信を持ってバランス良く、元気にハッピーになりたい方(主に20~40代の女性)に向け、コーチングやセミナー、講演を実施しています。人生の幸せ、ビジネスの成功や自己実現のために、枠に捕われない考え方を提供し、内面から強くサポートします。
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