すっかりご無沙汰しています。石川です。
5社乗り合いの保険代理店を経営していると(実はしているんですが)、お客様からのニーズがどうしても
「安く」
「内容が充実している」
に大きくシフトしてしまいます。
そして、それに応えれれば「いいFP」になった気分になってしまっています。
これは、反省ですm(__)m
保険加入相談は、乗り合いを増やせば、お客様のニーズに応えることができることは事実です。
しかし、これは「加入する」ことだけの話ですよねえ。
しかもスペック比較に傾いてしまいます。
それが大事ではない、とは言いませんが、他にももっと大事なことがあることに気付きました。
保険加入で一番大事なことは、果たして「安く入る」アドバイスだけでしょうか?
お客様が、保険を続けていく上で大事なことは、加入することだけではないはずです。
そうです、やはり、入院や手術などの給付でなないでしょうか?
私も含めたFPは果たして給付のアドバイスを、保険を説明する際に、十分できているでしょうか?
例えば、お客様から
「今生協の共済に入っていますが、この保険会社の医療保険に追加で加入した場合、入院したときの請求手続きはややこしくなりませんか?」
と聞かれて、その場で正解を出せますか?それとも????でしょうか。
また、「入院したら、請求の手続きをあなたに相談してもいいですか?」
と担当の営業職員やFPに聞いたとき、
「いや~、それはカスタマーに電話してくださいね」
なんて受け流していないでしょうか?
これらをお客様の立場で考えると、どう感じるでしょう?
私がこれらに詳しいわけではありません。
しかし、一度問い合わせてみるとか、HPで確認してみるぐらいで、大体の各社の流れはわかりますし、それをプリントしておけば、簡単に対応できると思います。
お客様も、是非これらの質問をぶつけてください。
そのとき、担当者がどんな反応をしたか、それも「誰から保険を契約するのか」の十分な判断材料になるかもれませんね。
それでは、またお会いしましょう。
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