- 佐藤 千恵
- 行政書士東京よつ葉法務オフィス
- 東京都
- 離婚アドバイザー
対象:夫婦問題
- 佐藤 千恵
- (離婚アドバイザー)
- 阿妻 靖史
- (パーソナルコーチ)
真に被害者から抜け出すには~モラルハラスメント
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モラルハラスメント被害
女性の離婚専門板橋区の女性行政書士
東京よつ葉法務オフィス
モラハラ行政書士のちえぼぅです
* * * * * *
夫からモラルハラスメント被害を受け、
その後脱出し、無事に離婚までこぎ着けた
元妻で、被害者の女性達。
ですが、残念ながらモラルハラスメント被害は、
離婚=被害者である事も終わり
ではないのです。
モラハラは、恐怖政治の様なものです。
逆らうと、自分の身が危険にさらされます。
自分が白と思っても、夫が黒と言ったら黒。
自分自身の考えや判断を持つ事を禁止されます。
この様な異様な環境で数年間、時には数十年間と
過ごした女性が、
離婚した途端にすぐに、結婚前の本来の自分を
取り戻したり、
自分の考えや判断で行動出来る様になるかと
いうと、そうではありません。
離婚後も、不安は尽きないと思います。
判断の場面に出くわす度に
「これで良いのか」
と、悩み、自信が持てない時期を過ごすでしょう。
真に被害者の立場から抜け出すには、
時間を掛けて自分を見つめなおし、
そして、辛い作業ですが、結婚生活やモラハラ被害の
体験も、じっくりと見つめなおす必要があるかも
知れません。
「もう忘れました♪」
と、あっけらかんと話していた女性が、
数ヵ月後には
「やっぱり苦しいんです。」
とカウンセリングのドアをノックすることも
珍しくありません。
特に、脱出直後は脱力感と同時に
喪失感や妙にハイな感覚を覚えますが、
しばらく経つと、フラッシュバックを経験する方も
多いです。
ですがこれらの事は、
決してあなたの精神が弱いから経験することでは
ありません。
どんなに精神力の強い人だって、モラルハラスメントと
言う壮絶な被害体験をすれば、誰にでも
起こりうることです。
被害から脱出したあなたは、
自分が弱いとか、自分が至らないせいだとか、
自分を責める必要はありません。
自分を惨めに感じる事もありません。
あなたはそれだけ悲惨な状況に置かれて、
それでも、自分の足で立ち上がってここまで
こぎ着けた。
そういう自分をまず認めて褒めてあげて
欲しい。
当事務所で開催しているワークの様に、
同じ被害経験をした方達と一緒に
語りや共感してもらう経験をすることも、
大変有効だと思います。
一人では怖くて思い出したくなくて、
蓋を閉めてそっとしておいた心の箱も、
みんなと一緒なら、少しだけ蓋を開ける事が
出来るかもしれません。
脱出後のあなたには、
温かな情や、安心して共感しあえる経験が
必要だと思います。
そう言ったサポートをうけながら、少しずつ
自分自身を見つめなおす。
ゆっくり、時間をかけて。
そうして過ごす事で、意識せず、いつの間にか
昔の様に自然に笑える様になった時、
その時が、
もしかしたら、あなたが真に被害者の立場から
抜け出した時なのかも知れません。
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