- 下村 豊
- 株式会社CSプランナー 代表取締役
- 経営コンサルタント
対象:新規事業・事業拡大
- 下村 豊
- (経営コンサルタント)
1件は、客先の依頼で朝の会議に参加。
1件は、その近くの見込み先に支援先の商品紹介を「飛び込もう」と思っていたことを実行しました。
「飛び込もう」と考えた見込み先は、最近、全国的に話題になっている会社です。
当然、人脈も無く、電話で主旨を話しても、伝わる自信がありませんでした。
インターネットで所在地を確認し、朝の会議が終ってから、近くに電車で移動。
iPhoneのナビに住所を入力して、その会社を探しました。
ナビの誘導どおり、歩いて会社を探すのですが、なかなか見つかりません。
気がつけば、住所入力の一字が抜けていて、全く違うところを歩いているではありませんか。
かれこれ、1時間。
ナビが示す位置を行ったり来たり。
全く反対方向でした。
戻って1時間、ようやく見つけました。
小さなビルの小さな事務所です。
考えれば考えるほど、「飛び込む」のを迷いました。
支援先の商品が、この会社には合わないのではないか。
アポイントがないのを理由に断られるのではないか。
私だったら、そうする。
これだけ、営業をやってきても、普段、偉そうなことを言っていても悩みます。
しかし、この会社にたどり着くのに、2時間を要しました。
このまま帰っても、この遠方の地を散歩しただけに終わります。
それはそれで、知らない土地を散歩することができたのは、良かったですが。
意を決して、インターフォンを鳴らし、飛び込みました。
担当者不在ということで、支援商品の紹介チラシを渡して主旨を説明、引き上げました。
次にやることは、担当者に電話し、反応を聞くことです。
無駄な時間を使ってしまったと思われますか。
私の場合、若いときから、こんな無駄が結構多い方です。
でも、新規のお客様に1件、商品を紹介できました。
知らさなければ、お客様は、いつまでも、その商品の存在を知りません。
どうですか。
誰でもできる、何処にでもいる目立たない営業でしょう。
だから、営業の気持ちが分かると思っています。
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