- 鈴木 健一郎
- ECLITH | エクリス 代表 経営責任者
- 東京都
- マーケティングプランナー
対象:Webマーケティング
- 森 美明
- (Webデザイナー)
- 和久井 海十
- (ITコンサルタント)
3-9 客層におけるソーシャルマーケティングの位置づけ
-
一般的に客層は
「認知・潜在層」<「興味・関心層」<「検討層」<「購入者層」<「ファン層」
となっており、右に行けばいくほどお店にとって好ましい層と言えます。
言い換えると、如何に「認知・潜在層」を「ファン層」にまで持っていくかが重要になってくると言うことです。
そして「認知・潜在層」から「興味・関心層」へ、「興味・関心層」から「検討層」へと、お客様のステップを上げるためにぶつけるべきソーシャルメディアは異なります。図をご覧下さい。
図 参照:株式会社トライバルメディアハウス 作成:エクリス
こう見ただけでも、単発でのソーシャルメディア活用は効果を成さないことが分かると思います。
さらにソーシャルメディアの「連動」がどれだけ重要かもお分かり頂けることでしょう。
しかし一点注意があります。「興味・関心層」に対して、Facebookから延びている線が点線ですね。
これは、「不得意ではないが大得意という程ではない」ことを意味しています。逆に言うと、この層に関しては別の方法を考えることも必要ということです。
例えば、サンプルをあげたり、体験談を聞かせてあげたり、「実感してもらう」ことをキーワードにした施策がこの層には非常に効果的です。
そして「実感」するには基本的に現実社会でないと難しいので、ソーシャルメディアが大得意でないことも容易に想像がつくかと思われます
この様に、施策一つとってもどの層に向けた施策なのか?またその層にとって何が一番有効なのかを考え取り組むことがマーケティングを行う上で非常に重要です。
ただし、マーケティングを行う上では常に全ての層に対して何かしらのアクションを取らないといけないので、
今日はファン層だけに!!
明日は検討層だけに!!
と言うことではありません。そちらだけは誤解の無いようお願いします。
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