それは「子供に愛情を投げかけてしゃべっているか?」それとも''「子供に怖れや不安を与えてしゃべっているか?」''です。
もう少し具体的に言うと愛情を投げかけるというのは、心に安心感が生まれる会話の形態。怖れや不安を与えるというもは言葉そのままで、怖れや不安が生まれる会話の形態です。
前回の親子の会話でいうと、Aは不安などが主体になっていることに気づいていただけるでしょう。それに対してBは心に安心感が生まれるイメージが出来るのではないでしょうか?
またAのようなコミュニケーションをつづけると、子供の心は不安でいっぱいになってきます。
「不安定な世の中なんだから、ある程度不安な要素を知っておかないとこの世の中やっていけないわ!」と思われる方もいると思います。
しかし、家づくりに幸せに成功している家族の多くの親子の会話はBのような愛情をベースにしたコミュニケーションで成り立っている事から考えると一考の余地はあるように思います。
まずは子供とのコミュニケーションにおいて、「自分は子供に対して愛情OR怖れのどちらから発信しているか?」を感じてみてください。
このコラムの執筆専門家
- 八納 啓造
- (建築家)
- 株式会社G proportion アーキテクツ 代表取締役
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