おせち料理は３つだけは手作りで・・黒豆・数の子・ごまめ

橘流コラムレッスンにようこそ

お正月の迎え方　その２　おせち　お屠蘇　祝い箸

 一人暮らしだと　お正月の準備もしないまま実家に帰ると言う方もいらっしゃるでしょう

しかし、今住んでいるところこそがあなたの居場所です　　　　　　　　　　　　

その居場所こそ清めてお正月を迎えることが大切です

まず、実家に帰る前に　一手間かけて室礼してみて下さい（その１参照）

きっと　運が向いて来ると思います

おせち料理には、縁起を担いだ由来がたくさんあります

レンコンは穴があいているので「将来の見とうし」に通じます

エビは腰が曲がっていても元気なことから「長寿」を意味します

こういう縁起を担ぎながら「家族の幸せ」を念じておかあさんが作ることが

おせち料理の大事な意味になるわけです

２万円、３万円のように売られている豪華なおせちとは違うのですね

「家族を思う気持ち」が家で作るのおせちにはたっぷり入っているのです

昨今は　忙しく働く女性ですから、おせちをすべて作るのは無理だと思います

私は最低３つ自分で作りましょうとお伝えしてきました

３つだけなら、苦にならず楽しんで作ることができそうですね（写真はおせち３品）

無理なく、家族のことを祈りながら　お正月の支度を楽しむことです

おせち３品

１　黒豆　　まめまめしく働くの意・・・一年又元気で仕事ができますように

２　数の子　子だくさん、子孫の繁栄・・・家が栄えますように　結婚できますように

３　田作り　イワシのごまめ　田んぼの肥料の意味で豊作を意味します・・・自然災害なく豊作でありますように

こんな意味を知って　今年はおせちを作ってみて下さい

祝い箸

お正月の食事には祝い箸を使います。

袋には一人一人の名前を書いて松の内はこの箸を使います

両方が食べるように細くなっているのにも意味があるのですよ

お屠蘇

「お屠蘇」は「屠蘇散」と言う漢方薬をひたした甘いお酒です

現代風に言ったら　ハーブ酒です

若い人の気を年長者が飲み干すということで

若い人から順に頂き、最後に年長者が頂きます

お屠蘇を頂き、お雑煮を頂きおせちを頂き

出かけるのが　「初詣」です

夜中に出かけるのは「年越し詣」と言います

次回は　「初詣」「初夢」「人日」についてのレッスンです 

橘流教室レッスン　

１、もっと詳しく「おせち」の意味

２、おせち３品の作り方

３、お屠蘇の作り方　杯の扱い方（結婚式三三九度の予行演習）

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