出産後に子宮から排出される、胎盤などの血液や分泌物を悪露といいます。
全て出きるのに約1ヶ月ほどです。
胚盤胞を2つ戻し、双子の赤ちゃんを出産された方が、
産後のケアで治療に来てくれました。
双子ということで心配しておりましたが、
妊娠中も様々な症状があり継続して見させていただくことができました。
今回は悪露がなかなか出ないということで、
産後の回復のための治療をベースに、悪露を排出させる治療を行いました。
東洋医学で考えると血の病でもあるため、刺入する鍼も併用しました。
血の病は刺入する鍼をした方が動きやすいのです。
産後の過ごし方ですが、特に産後1ヶ月とても大事な時期です。
無理をしてはいけません。
産後のケアとしての鍼灸治療は消耗した気血を回復させるのに効果的です。
自宅のお灸もいいでしょう。
ここで適切なケアを行わないと、将来の病の原因になりかねませんので。
みなさんも、産後は非常に大事な時期。家事もがんばりすぎてはいけません。
極力手伝ってもらいのんびり過ごしましょう。
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