- 青沼 理
- 青沼建築工房(有) 一級建築士事務所 取締役
- 東京都
- 建築家
対象:新築工事・施工
極端な話、30年もつ家を30年かけてローンするんだから、
それを3世代続けたら・・・30年×3世代=90年です。
この論理から言うと、90年もつ家なら90年かけてローンしても良いんですよね。
“三世代リレー”ですが、
90年もつ家だからといって3倍の建築費がかかるコトが無いことぐらい、だれでもわかることですよね。
と言うわけで、
いきなり90年もつ家を目標にするのは荷が大きすぎるので、
2倍の60年ぐらいはもつ家を目標にして
(お財布にも気負わず)
すまいづくりをご提案できたらと、思っております。
(けっして60年でこわれるわけではありませんが・・・・。)
もう一つ、短命住宅のいけないことは、やはり地球環境に対してです。
50年かけてやっと一人前に成長した木を使って建てた家、
30年で壊してしまっては、作付け面積を増やす以外時給と供給のバランスをとる方法はありません。
現実には、伐採スピードに成長が追いつかないのだから、緑が減っていくことに。
しかし、50年かけて育った木を使って、60年もつ家をつくったとしたら?
緑は減りません。
製造者)に直接言えば良いのだと思っちゃうんですが・・・・。
このコラムに類似したコラム
「新潟へ」 清水 康弘 - 工務店(2013/04/20 10:48)
「寒さからの自衛手段」 清水 康弘 - 工務店(2012/12/17 14:12)
「設計力のある工務店で家を建てよう」 清水 康弘 - 工務店(2014/03/14 10:07)
「いよいよ寒波到来!」 清水 康弘 - 工務店(2013/12/16 19:23)
「自立循環型住宅研究会アワード」 清水 康弘 - 工務店(2013/11/20 14:04)