
- 小宮 伸広
- brainchild-CareerConsultancy 代表
- 東京都
- キャリアカウンセラー
対象:転職・就職
- 新垣 覚
- (転職コンサルタント)
- 新垣 覚
- (転職コンサルタント)
個別相談レポートとは?
専門家といきなり会うのはちょっと気が引けちゃって・・・そんなあなたの為に、
「個別相談はどのような雰囲気で行われるか?」
イメージをしていただきやすくする為に、私が行っている個別面談の様子をお伝えするものです。
面談者の了解を得た上で公開させていただいております。
基本情報
面談日:2011年9月5日(月)
時間:19:00~21:30
対象者:B君⇒某都内私立大学3年生
C君⇒某都内私立大学3年生
性別:男性
アイスブレイク
都内某会議スペースでの初対面でした。
お二人の第一印象は正反対のタイプ。
片やマジメで、まっすぐなタイプ。(B君)
片や今風で上手に遊ぶ事も出来るタイプ。(C君)
そんなお二人でしたが、カウンセリングを進めていく中でその印象がどう変わるか?
非常に楽しみな感じでした。
カウンセリング手法
一見、正反対のタイプ2名でしたので、
表面的な印象を元に比較対象しながら話を進めていく事にしました。
案の状、マジメタイプのB君は就活に対しても積極性を持ちながらも迷っている感じ。
逆にC君はおおよそわかっている感じでしたが・・・何かを抱えている様子?と受け取れました。
2人同時のカウンセリングの為、個々の論点をそのまま伝えていくよりも、
「相手が言われている事を聞いて、自ら気付きを得てもらう」
ちょっと遠回しですが、現時点における本人達の自尊心を尊重して進めようと思いました。
エピソード1:就活に対する不安
B君から出てきた質問は漠然とではありますが、様々な就活に対する不安です。
「自分で選んだ就職先が間違っていたらどうしよう」
まさに気持ちはよくわかります。
なんだかんだ言っても、1年足らずの期間で大きな決断を強いられるのが就活。
何十社にエントリーして、何社も面接に行って、数社から内定もらっても、
実際に就業するのは1社です。
必ず最後は「選択」と「決断」が必要になります。
僕は就活の最終的なゴールは「自立」と設定しています。
これは経済的な事も精神的な事もすべて含みます。
そういう意味において、就活の最終局面にある「選択」と「決断」は、
社会人に出る為の最初の関門であり、
その結論は初めて自分の人生に対して自分で責任を持った決断だと思います。
どの会社に入れば正解か・・・正直、そんな正解はありません。
そこで自分が何をするか?何が出来るか?です。
どんなに一流企業に入っても、
そこで力を出せずに万年平社員でいれば成長もなければ給料も上がりません。
逆に中小企業に入って頑張る事で
早い時期からマネージメントの経験を積み、自己成長・収入増加という事も十分あり得ます。
いずれにしてもそれらは結果論ですので、入社時点で判断は出来ません。
しいて言えば、「会社」=「人」です。
希望の会社については、しっかりと現場で働く人を見て、判断していただくのが一番だとは思います。
現在はSNSも発達し、幅広い交流関係の構築が可能です。
そういったツールも活用しながら、今のうちから人脈を広げていただく事もアドバイスさせていただきました。
『コラム:実録!個別相談レポート:B君・C君の場合(2)』につづく・・・
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