そして、なるべく開放的で明るい浴室をつくるためにFRPで一体に成形しています。
天井には浴室の空間を柔らかく演出するために、天井の角にアールを付け、作り付けの家具の上からの間接照明にしています。
デッキ側の窓は掃きだしで、全面解放するとそのままデッキに出ていくことが出来ます。もちろん近隣からのプライバシーを守りながら、デッキの両サイドには半透明の素材でひかりを確保して解放性を失わないようにしています。
こうやって平面計画だけでなく、さまざまな工夫をこらすことで開放的な浴室を実現しています。
このコラムの執筆専門家
- 納谷 学
- (神奈川県 / 建築家)
- 納谷建築設計事務所 主宰
家は住む人のもの。芸術でも、敷居の高いものでもありません
日本の街並み、住環境を豊かな空間に変えたい。建築が出しゃばることなく住む人のための住宅を提案したい。皆さんの家への願いを最短かつ最適に適えたい。だから僕らに遠慮なく何でも話してください。住宅はあなたのものなのですから。※僕が納谷兄弟の兄です
044-411-7934
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