- 清水 康弘
- 株式会社参創ハウテック 代表取締役社長
- 工務店
対象:新築工事・施工
先日聞いた話ですが、知合いの構造設計家が3.11に福島原発の近くにある公共施設の完了検査に行っていた際に、地震に遭遇し、その後原発事故にも遭遇し、それ以来関係者と連絡が取れなくなっているそうです。
結局、その現場の場所は特別避難地域にも指定されたため、完了検査済み証も下りず、元請け企業などを含め、すべての関係者が、避難したため構造設計料も未だに支払ってもらえないようです。
建物も完成していましたが、そのまま誰も利用せずに朽ちていくのでしょうか?
話を聞いて、こんなことまであり得るのだと、驚きましたが、思いもしない様々なところまで、その影響が及んでいるようですね。
影響の甚大さも想定外になってしまう可能性があります。
さて、今日になって事故直後の東電のトップだった社長と前首相とのやりとりを、前官房長官の枝野さんがコメントしていました。
やはり、このようなことが本当にあったのですね。
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