まだ夏なので・・・ちょっと涼しく？なる話

今はバイクにすら乗ることはないのですが、20代の頃は

モトクロスレースに没頭しておりました。その時の話。。。

いつもレースはほぼ日帰りなのですが、そのレースは少し規模が

大きかったので前日から現地入りしチームメイトと場所取りした

んです。※サーキットコースの中って所ですね。

4輪レースをやるサーキットの中にあるレース場なのですが、

人の居ない静まりかえったサーキットって、ちょっと怖い感じが

いつもしていましたね。

現地ではバイクを下して車の中で寝るのですが、その日も夕食を食べた後

車の中で眠りにつきました。

いつも仕事で疲れているのでどこでもよく眠れる方なのですが、その夜は車の

走行音がうるさくて深く眠れなかったんです。しかも朝まで。。。

朝起きてみると静かな朝を迎えていました。

友人に「昨日車の音うるさかったよな～」なんて言ったら

何言ってるの？って顔をされて気が付きました。。。

不思議と「おかしい」ということに気が付かないんですよね。。。

山奥のサーキットなので、さすがにそんな音しないんですよね。

夜中のサーキットを走れる訳もないので。。。

良く考えると、すぐそこのサーキットを走るレーシングカーの音なんですよね。。。

独特の力強い音で減速や加速をしている音なんです。

私が疲れていたからでしょうか。。。それとも志半ばで逝ってしまった人が毎夜

走っているのでしょうか。。。

当時は、もしそんな方でも同志のようなものなので、そんなに怖くは無かったのですが。。。

その時のレースは予選落ちで終わってしまったのですが、何かホッとしたのを覚えてます。。。

何なのかは分からないのですが、30歳くらいまで不思議な体験ってありましたね。

今はもっと怖いものを知ってしまったからか・・・あまりありません。（笑）