庭づくり・家づくりのちょっとした良い話。vol.1 - エクステリアデザイン - 専門家プロファイル

江藤 繁
有限会社エストア 代表取締役社長
エクステリアコーディネーター

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閲覧数順 2024年04月24日更新

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庭づくり・家づくりのちょっとした良い話。vol.1

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大きくても…小さくても…自身の庭を有効に使いたいと思うのは、

誰でも同じではないでしょうか?

“世の中は不条理…”とは少し前に政治家が言っていましたが、
お庭づくりを夢見ている人に限ってマンション住まいだったり…。
なかなか上手くいきませんね。

でも“庭は有るのだけれど、どうしたら良いのか解らない…。”と
いう場合もあるかも知れませんね。
そこで多くの建築商材を扱わせて頂き、
そしてデザイナーの見地からこんなのどう?と
いう事を呟いてみます。

まだ、何も庭に施していない状態の場合に、いろいろな夢を抱いてしまいますが、
少し冷静になって家の周りを何周かしてみましょう。
出来れば一日に2~3回程度してみて下さい。
すると感じることがあるはずです。
例えば…「この土地の朝は向こうの角から風が吹き込み、夕方になるとあっちから吹いてくる…」とか、
「道路を通る人の視線がきになるなぁ…」
「自転車置き場をどうしたら良いかな?」
「スタッドレスタイヤはどこに置こうかな?」
「家の周りを一周出来るのは良いけど雑草が生えてきてる…」
などなどです。

こうして感じたことは有効で快適な庭づくりの大切な情報となります。

風の通り抜ける道は、夏に快適な空気を運んで来てくれる大切なものです。
その道に大きなフェンス植栽を植えることは新鮮な空気を我が家に入れ込めなくなるので、
空気が滞留する土地になり暑苦しい場所になってしまいますので避けることをお勧めします。

しかし、設置するにしてもこうした感じを持っていれば、
通気性の良い目の荒いフェンスを用いたり、風が通る季節ごとに葉を落とす植栽を用いたり、
背の低い植栽にしたりと対応が出来れば良いでしょう。

また、人の視線を遮ることと、風の通り道が重なる時には少し背の高い植栽(例えばゴールドクレストなど)を一定間隔で植えたり、
人の視線の高さの部分だけ通気性の良いフェンスにしてその下は背の低い植栽にしたり、
思い切ってそちらの方向にガーデン家具などを置いてフォーカルポイントずらしてしまうのも効果的かもしれません。

この様に、まず我が家の家や土地の特徴を把握することで、少しずつゾーニングが出来て来ます。

ゾーニングは家や土地を有効に使用するとっても大切な考え方になります。
次回はゾーニングのお話をしたいと思います。


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