自動車保険　見直し　２

自動車保険　見直し　２


自動車保険には人身事故の基本補償を目的として「自賠責保険」と補完的に任意保険があります。

自動車は便利な生活の道具として、または企業の営業活動の手段として社会にとけ込んでいます。便利な反面、交通事故を数多く生み出してしまうことも忘れてはいけません。

交通事故により他人を死傷させた場合、被害者の家庭を悲惨な生活におとし入れてしまうばかりでなく、加害者も高額賠償を負うことになります。賠償資力がないと被害者への賠償もさることながら、加害者の家族も精神的重荷を背負うことになります。

充分な補償が必要ですね。

任意保険には賠償資力を確保することもさることながら示談代行サービスを民間保険会社は提供しているので社会的にも極めて重要な位置付けにあります。

ちなみに自動車事故の高額賠償事案を紹介しますと
人身事故
２００５年５月１７日　３億８２８１万円　被害者２９歳男性職業会社員　後遺障害
２００７年４月１０日　３億７８８６万円　被害者２３歳男性職業会社員　後遺障害
２００６年６月２１日　３億６７５０万円　被害者３８歳男性職業開業医　死亡
２００４年６月２９日　３億５９７８万円　被害者２５歳男性職業大学研究科　後遺障害
２００６年９月２７日　３億５３３２万円　被害者３７歳男性職業アルバイト　後遺障害

物損事故
１９９４年７月１９日　２億６１３５万円　
１９９６年７月１７日　１億３５８０万円
１９８０年７月１８日　１億２０３６万円
１９９８年１０月２６日　１億１３４７万円
２０００年６月２７日　６１２４万円
そして記憶に新しい首都高タンクローリー横転事故はこの何十倍にもなります。

対人賠償　対物賠償　無制限の補償を買っていない方は検討してみてください。　

次回の継続時には担当代理店に相談してしっかり見直しをしてみましょう。


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ファイナンシャルプランナー　森　和彦