- 田中 友尋
- 株式会社ハマ企画 代表取締役社長
- Webプロデューサー
対象:Webマーケティング
- 森 美明
- (Webデザイナー)
- 和久井 海十
- (ITコンサルタント)
生ログの解析からはじまりビーコン型の解析など10年弱、
アクセス解析を行っているとアクセス解析は「絶対ではない誤差がでる」ということは常識になります。
つまりアクセス解析はあくまでも評価基準として捉えます。
Googleアナリティクスの癖
そこでGoogleアナリティクスの癖をご紹介
ページ滞在時間は直帰により誤差がでる
Googleアナリティクスでは直帰をゼロでカウントし、離脱をカウントしないため直帰の多いウェブサイトではページの滞在時間が短くなってきます。
つまり
ページA→iユーザが7秒、iiユーザが5秒
この場合は6秒
ページB→iユーザが7秒、iiユーザが5秒、iiiユーザは直帰
この場合は4秒
訪問は入口ページを1カウントとする
訪問とページ別訪問は別でありページ別訪問はページ毎に1カウントとしますが、訪問はこれにあたりません。
文言で混乱しますね。
ページA→ページ2→ページ3→ページ2
ページA 訪問1 ページ別訪問1
ページB 訪問0 ページ別訪問1
ページC 訪問0 ページ別訪問1
このカウントから謎の数字が出てきます。
「ユニークユーザ数より訪問数が少なくなる。」
キーワードのゼロ訪問が出てくる
Googleアナリティクスでは、同一セッション内で検索エンジンによる再訪問をした場合、セッションはゼロになっても検索キーワードは残ります。
直前では参照元がある
Googleアナリティクスでは参照元を上書きするらしく(none)[ノーリファラー]という参照元のないセッションに対しては、そのセッションの直前の参照元が代用されしまいます。
ここで出る弊害はコンバージョンしたユーザの流入元
ブックマークから流入したユーザなのにGoogleアナリティクスでは検索エンジンになったりするということです。
絶対ではないだけ
「もっとあるのかも」と思ってしまいますが、
アクセス解析の数値は絶対ではないだけで、継続的に計測を続ければ評価基準となるのでそう捉えればいいだけです。
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