百年を見つめて - 長寿命・200年住宅 - 専門家プロファイル

吉田 武志
有限会社 ヨシダクラフト 代表取締役社長
栃木県
建築家

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閲覧数順 2024年04月24日更新

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百年を見つめて

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昨日の日経新聞 アートレビュー欄トップは

 

建築家の内藤廣さんの記事。

 

内藤さんが設計した海の博物館の内観と外観の美しい写真が目を引く。

 

黒い板張りの壁に瓦の切妻屋根という素っ気無い外観。

 

室内は構造が現しになっており、展示物である木の船に違和感がない。

 

 

 

「百年を見つめて」と題して

 

震災と絡めて、風土に根ざした建築のあり方や

 

長期使用できる材料をどう選んだか、が書かれてあった。

 

 

 

 

とても印象に残った言葉があったので

 

忘れないように記しておきたい。

 

「百年単位の時間を掲示しなくてはいけない。そのためには、今生きている人だけでなく、過去に生きた人、未来に生まれる人の声を聞く必要がある」

 

「土地の伝統的な風景を生かす」

 

「現場を大切にする」

 

「最新技術の過信は危ない。職人の考え方は僕らを正気に戻してくれる」

 

 

 

 

ただ、今回の大震災の結果

 

私の見たところ、一番被害の少ない外部仕上材は、

 

屋根がコロニアルもしくは板金、外壁材はサイディング。

 

地域の風景には合うと思われる、瓦屋根と左官外壁は

 

重く、割れやすいことから、残念ながら被害が大きい様子。

 

安い仕上材のほうが、地震には強かった。

 

ただ、最も重要なのは地盤と周辺状況だ。

 

 

 

 

9月に名古屋に行く予定があるので、少し足を延ばして、

 

伊勢神宮と海の博物館は見たいと思っている。

 

 

 

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