春が来て、5月になりました。
3月の震災から様々に時間が過ぎています。
が、確実にときは過ぎ、気がつけば暑い季節が
やってきそうです。
震災からこの1ヶ月半ほど、あなたにとってはどんな時間でしたか?
物理的には、忙しくなったり暇になったり、と人によって
いろいろ。
また、人生について考えさせられたり、当たり前のことを
感謝するようになったり、知らなかったことに気づかされたり。
様々な気持ちや感情の入り混じった時期でもありました。
不安や恐怖、将来への不透明感、無力感や罪悪感を
感じる時間を過ごした人も多かったことでしょう。
また実際の地震そのものや、そのときの恐怖が多少の
トラウマになっている方も多いはずです。
震災は東日本が中心でしたが、映像が配信され、日本全国だけでなく
世界中の人が大きな影響を受けた、そんな出来事だったと思います。
振り返って、あなたの震災の後の気持ちはどんなものだったか
一度受け止めてみてください。
私は個人的には、震災の被害は受けなかったものの
仕事関連のスケジュールが大幅に狂ったため、
何より一番最初に感じたのは、停滞感と脱力感。
ちょうどリズムに乗って動いていたら、一時的にすべてがとまった、
という表現が近く、拍子抜けした感じでした。
そして、とまったことに対する悔しさ半分、誰のせいでもないので
どこにも向けられない怒り半分。
もちろん、直接被害を受けた方に比べればまったく話にも
ならないようなものとわかっていても、それはそれで
次へと進むためには、一通り受け止める感情となりました。
今回の震災では、本当に人それぞれの経験値や
受け止めたこと、湧き上がってくる感情が違います。
感情を受け止めるためには、何かしらの方法で
外へ表現するのが一番早いようです。
そもそも、震災が起きたときにどこで何をしていたか、に始まり。。。
そのときどんな風に感じていたか、大変だったこと、怖かった思い、
テレビの映像を見たときの衝撃や涙、何もできないという無力感。
自分が通常の時間を過ごしていることや、こんなことしていて
いいんだろうかという申し訳なさや罪悪感。。。
その後の生活や日常の変化もあります。その変化に対する
自分の気持ちはどうなっていたか。
あなた自身の気持ちを素直に洗ってみましょう。
誰か話す相手を捜して、それを言葉にしてみて。
相手がいないときは、書き出してみるのもいいです。
話していくうちに、書いているうちに、自分の中にある
何かが整理されていくはずです。
ああ、私はこう感じていたんだ、という考えてみれば
単純なことですが、普段そうやっていないことのほうが
多いのですよね。
そうして気持ちを素直に受け止めてみると、自然と次へ、と
気持ちが向かっていきます。
新緑の気持ちのよい時期、よいGWをお過ごしください。
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このコラムの執筆専門家
- 小倉 美紀
- (パーソナルコーチ)
- エナジー・コーチ エナジー・コーチ
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もっと自信を持ってバランス良く、元気にハッピーになりたい方(主に20~40代の女性)に向け、コーチングやセミナー、講演を実施しています。人生の幸せ、ビジネスの成功や自己実現のために、枠に捕われない考え方を提供し、内面から強くサポートします。
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