地域・ひと・経済を考える映画
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震災から早いもので1か月以上たちました。
「被災された人々を考えると贅沢に旅行なんていけない」
「被災した地域でない私たちが普通に暮らすことで経済がまわる」
「なぜ風評被害にあわなければならないのか」
このような声をメディア等通じて耳にします。
震災にあった方々のうち、遠方の親族のいる地に移動した人もいらっしゃいますが
多くの方が避難所などで過ごしています。
地域単位で暮らす
地域単位で支えあう
地域単位で問題を考える
など、
こういうことが大切なのではないかと、日本中の人が感じたかもしれません。
こういう時期だからこそ見ておきたい映画がありました。
「うつし世の静寂に」です。
私の住んでいる地域も近いのですが川崎市の北部、多摩丘陵の一角が舞台となっています。
昨今はこのあたりも住民数が多くなりました。
しかし昔から住んでいる人たちの暮らしぶりがこの映画の内容となっています。
行っていることは普通の暮らし。
その中には「無尽講」というものがあります。
その中には地域の人がお金を出し合い、融通する仕組みです。
これも小さな経済なのではないか、はっとさせられました。
昔ながらのものであっても、新しい発見をしたのはいうまでもありません。
今の日本の状況を思えば、見るタイミングとしてピッタリなのではないかと思いました。
神田の方ではこの映画上映会を通じて、陸前高田市へ寄付を行うという行事もあるようです。
寄付や助けの形はさまざまです。
長い期間をかけて多くの人々の目が被災地に行き届いているように
思わずにはいられません。
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