- 清水 康弘
- 株式会社参創ハウテック 代表取締役社長
- 工務店
対象:新築工事・施工
22日(水)は今年最後の東京家づくり工務店の会代表者会議がありました。
特別ゲストはSAREX専務理事の野辺さん。
いつもにも増して緊張感のある会議に突入、野辺さんのオーラが全体を包み込む。
やはりただ者ではない!(笑)
今後弊会の進むべき道として、統一メンテナンスは外せない課題である。
何せ、管理工務店、管理住宅会社不在住宅がかなり多い現実がある。
簡単に言ってしまうと、家を建てた工務店が消滅して適正なメンテナンスが行われないばかりか、家のことで困ったことが発生しても、その依頼先に心当たりがないのである。
だからと言って潰れる可能性が高いのは工務店よりもモノ作りより金作りに重きを置く中小建て売り業者。こちらは土地の仲介と同じ程度に住宅建築を考えていて、堅実性に欠ける。
さらに大手のハウスメーカーでさえ予断は許さない。かつては割賦御三家と言われた太平住宅、殖産住宅、日本電建も今は無くなっているのだから。
こうなれば確率の問題。東京の工務店が相互補完できれば、管理工務店不在住宅を軽減できるという話だ。
いづれにせよ、この課題は大きなテーマでもあり、もう少し時間がかかりそうだ。
会議終了後は、例によって恒例になった湯島の「なばや」で鴨鍋を囲む。
特別ゲストは、やはり野辺さん、新建新聞社の三浦編集長、それに今最も勢いがある塩地さん。
酒の勢いも手伝い、塩地さんは住宅業界をバサバサ斬る!
でも良く聞いていると、結構まともで現実的な話でもある。
どうも彼の語り口が武勇伝っぽくなってしまうためでもあるようだ。
それにしても、武勇伝も住宅業界の岩崎弥太郎の異名を持つ彼の実績が語っているように今現在最も勢いのある御仁だ。
あっという間に過ぎた今年を締めくくる会議と、とてつもなく濃い業界人との忘年会は夢のような時間だった。
一夜明け、東京は快晴。のどかな景色をバックに昨夜のことを回想していた。
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