団信って？

最近、団体信用生命保険（団信）に関する質問が多くあります。

「団信に入らないとローンは借りられない？」
持病があり、・・・

このような質問が多いですね。

持病をもたれている方が心配されています。
やはり不安ですよね。

先ず、団信とは何なのか？
これからお話しますね。

「万が一の場合の支払いのため」

長くローンを組むことで、途中で死亡したり、高度障害になり、
返済が不能に陥ることも想定されます。

その万が一の時に備え、
保険がローンの残債をカバーしてくれるのです。

土地・建物の担保が処分されず、
残された家族が、突然に家を失うことがないのです。

抵当者側は、債務の取立てから開放されるという目的もありますが、
借り手側は、「家族が暮す場所が確保される」
大きな安心ですよね。
家族が暮す場所に路頭に迷うことはありません。

現在は、死亡・高度障害状態のみだけでなく、
3大疾病（ガン、急性心筋梗塞、脳卒中）
生活習慣病（高血圧症・糖尿病など）
保障を拡充した商品が増えてきています。

では、団信の費用はどこから払うのか？
民間金融機関はローン金利の中に含まれます。
フラット35は一般の保険と同じように支払いをします。
団信、ざっとお話することこのような感じです。

さて、「住宅ローンを借りる時、団信は入らないといけない？」

民間金融機関とフラット35では違いがあります。
民間金融機関のローンを組みたい場合には、
団信に入ることは必須条件です。
しかし、フラット35（住宅金融支援機構）は任意。

団信を利用するには、借主が現在の健康状態・過去の大病について
告知をする必要があります。

アフラックなどの医療保険と同じですね。
生命保険であると保障金額によって健康診断が必要になりますが、
団信は健康診断を受ける必要はなく、あくまで告知です。

もし、持病がある、過去に大病をした経緯がある。
しかし、全て「なし」と記入すれば、その場はＯＫになると思います。

ただし、もし、万が一の時、
虚偽、告知義務違反に、問われることがありますのでやめてくださいね。
隠すことはやめてください。
金融機関が直接判断するものではありませんが、
先ずは金融機関に相談してください。

団信に入れない方には、とても辛いお話なり申し訳ありません。
しかし、団信の役割は、ローンの債務者が
万が一の時に家族に負担を負わせないためのもの。
フラット35でも団信には必ず加入するようにしましょう。