- 佐山 希人
- 佐山建築研究所 一級建築士事務所 代表取締役所長
- 建築家
対象:新築工事・施工
●2010年8月17日(火)
大工さんは盆休みのあとしばらく現場には来られない。私が造作関係をまとめる。さすがに躯体関係は大工ならではのこつと勘が必要であり私にはなかなか手強い。しかし、造作であれば多少の納まりを気にしなければまとめることはできる。今日一日、小屋裏へあがる階段のささらを刻む。築14年、ヤニがまわり飴色に焼けた杉、針葉樹合板の内装材にフィットするのはレッドシダー。内部の造作材はレッドシダーでまとめる。ささらに段板の彫り込みを入れる。定規をつくり、トリマで丁寧に刻む。仕上げにサンダーをかけて終了。そうそう、踏み面の角度は段先を3度上げる。とくに鉄砲階段の場合は降りる際の安心感が増す。
このコラムに類似したコラム
平面図だけで「広さ」を考えてはいけない 松岡 在丸 - 建築プロデューサー(2013/02/28 21:02)
巾木と言えば 信戸 昌宏 - 建築家(2010/09/23 12:00)
お風呂が入りました。 信戸 昌宏 - 建築家(2010/09/19 12:00)
月末に向けて現場は頑張っています。 信戸 昌宏 - 建築家(2018/01/13 12:00)
RC-Z工法 初体験 齋藤 進一 - 建築家(2017/09/04 19:46)