@NEXT SenSEマガジン[vol.5]より(バックナンバー)1/3 - 不動産投資・物件管理全般 - 専門家プロファイル

尾野 信輔
株式会社えん 
不動産投資アドバイザー

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@NEXT SenSEマガジン[vol.5]より(バックナンバー)1/3

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マンション経営

ファミリーマンションかワンルームマンションか
/投資で買うならどっち?
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【効率的な不動産投資】

不動産投資をはじめようと思ったときに、最も効率的なのはどういった手法なんでしょうか?
不動産投資で考慮すべき点は、融資割合、適用金利などのほかに、ランニングコストも入れる必要があります。
今回は、ファミリーマンションとワンルームマンション投資について、どちらが効率的で、それぞれにどういったメリット・デメリットがあるのか
見ていきましょう。

【ファミリーマンションの場合】
家賃を高く設定して、月間収支をプラス収支にできたり、一回の入居のスパンが10年なんてことも珍しくないので、空室のリスクが少なかったり
と、なかなか魅力的な側面もあります。

しかし、金融機関に投資、つまり賃貸前提で申し込みをすれば、評価割合や適用金利はワンルームマンションと同じような条件になります。
そうなると、準備する資金は、価格も大きいので多くなります。
また、運良く融資を受けられたとしても、投資向けのマンションに比べて、ファミリーマンションは、管理費や修繕積立金が高額に設定されている場合が多く、また広さもある分、固定資産税も高めです。
そうなると、多くの資金を投入しても、ランニングコストまで含めると結局は月間の収支が赤字になることもあるでしょう。

また、単純に広い物件が良いといっても、需要として家賃と見合っているかが問題になってきますので、ファミリーマンションの家賃相場である10
万円を超えるような物件に単身者はまず住みませんので、入居者が絞られるというリスクがあります。

結局のところ、融資から入居付までの一連のプロセスに確実性が乏しく、意図的に効率的な投資環境にするのは困難です。
自分で住むために買ったは良いものの急な転勤などで賃貸にせざるを得ないなどのやむえない事情や、需要を見越した上で数年間住んでみてその後は賃貸にするという長期的なプランでもない限り、難しい手法です。

【ワンルームマンションの場合】
特に新築物件は、単体で見ると収支的には見劣りする場合がほとんどでしょう。
また、一般的に単身者向けが前提なので、入居のスパンが3年から5年と短めで、空室のリスクも多くなります。

その分、大体の物件には提携ローンがつき、非常に高い融資割合になります。
また、ランニングコストに関しては、管理費、修繕積立金は同じ敷地面積でも戸数が多くなるためにファミリーマンションに比べて低く抑えてある
場合がほとんどで、駐車場も一般的には付属しないので、余計なコストは掛かりません。

固定資産税も低額です。

さらに部屋探しの際に、ここに住むかどうかの意思決定者が住む方その人だけと言うのも長期間空室になりにくいところではあります。
どちらも一長一短あるので、目的に合わせた物件選びをしていくようにしましょう。

 

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