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本日は、住宅ローン減税についてお話したいと思います。
今さら何で?とお思いの方もいらっしゃると思いますが、
改めて、その”威力”を明るみにしてみたいと思います!
住宅ローン減税の制度は、皆さんご存知のとおり
来年以降は段階的に縮小されていきます。
※制度概要は次の通りです。
(1)住宅ローンの毎年の年末残高から1%を税控除
(2)当初10年間継続
(3)所得税と住民税の両方から控除される
◎H22年 → 最大控除額500万円
◎H23年 → 最大控除額400万円
◎H24年 → 最大控除額300万円
◎H25年 → 最大控除額200万円
【H25で制度打ち切り】
ていうことなんですが、
どこの税金本やネットを検索しても、こんな感じで書いてあります。
ちょっと分かりにくいと思いますので、具体的に計算してみます。
(例)Aさん
年収450万円 (・扶養無し ・社保控除50万円 ・生保控除5万円)
ローン2,800万円 金利1.275% 35年返済の場合
10年間で戻ってくる税金は(約)合計213万円
(例)Bさん
年収650万円 (・扶養3人 ・社保控除70万円 ・保険控除10万円)
ローン3,600万円 金利1.275% 35年返済の場合
10年間で戻ってくる税金は(約)合計234万円
計算結果は、なんと
AさんもBさんも
10年間 所得税と住民税は実質無税になります!
具体的に計算をすると、そのスゴさがよくわかりますね。
住民税からの控除枠が新たに増えたのも大きいですね。
住宅購入を検討中の皆様は、
この素晴らしい減税制度の恩恵を受けられるよう
是非がんばって年内入居を目指してみてください!
セミナーでも詳しく解説していますので、
ご興味のある方は、是非参加してみてください。
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