- 藤原 純衛
- 誠和株式会社 人財マッチング(採用・転職支援) 担当部長
- 東京都
- 転職コンサルタント
対象:転職・就職
- 新垣 覚
- (転職コンサルタント)
- 新垣 覚
- (転職コンサルタント)
昨年、知人の息子さんが就職の相談に来られました。
「就職活動を始め、この厳しい中なんとか複数の企業から内定を戴いたが、どちらが良いのか、さらに活動を続けるべきなのか迷っている」とのこと。
そのときにアドバイスしたのは以下のようなことです。
・どこがいい会社かどうかは何をしたいかで決まる。
軍隊式の厳しい会社でも「将来起業しよう」という基礎作りで自分を鍛えようと思うなら勉強するのに良い会社だと思う。
・「悪い噂」を聞いたら、それを鵜呑みにするのではなく、どういう背景を持つ誰が流した情報かを確認し、自分の目で見て判断せよ。
「Aのミソラーメンがマズイ」という話を聞いたとするが、この話を味噌ラーメンが好きな人が発信しているのか、とんこつラーメンが好きな人が発信しているかで感じ方が違うはず(私のカミさんの実例です)
・会社の雰囲気を知る方法
顧客接点のある企業であれば自分が客になって訪問し、接し方を見る。
顧客接点のない企業であれば会社に客を装って問い合わせ電話を入れてみる
「3年目の社員、5年目の社員は何をしているのか」を確認
(ベンチャーで起業3年目未満でも社長に前職から一緒の人の通算期間とか)
・3年後、5年後にその会社で何をしていたいのか
それが実現できそうな会社なのか を見極める
・会社の安定性よりも「その会社を去るときに何を得られているのか」を考える。
などでしょうか。
ちなみに彼がこのころ内定を戴いた会社は、在職者が頻繁に相談に来る所でした。
結局彼は活動を続け、その中で「自分が数年後に到達していたいスキルを身につけられそうな会社」に入社を決めました。
今年の4月に入社したばかりですが、いまどうしているんだろうか。
今度、聞いてみます。
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