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あまり家族のことは公表していないのだが、【働く女性の子育て】を語る上では、息子＆娘に登場いただけなければならない。
子供といっても、もう成人している。
前にも書いたが、当時は女性が働く制度が確立されていなかったので、私は仕事を続ける上で子供を積極的には考えていなかった。
大学を卒業して丸３年経過して１級建築士という資格を取得した４年目に身ごもったが、折角資格を取得した矢先だったので、産むことを迷ったが、子育てしながら働く事を選択した。
半年は子育てに専念し一緒にハイハイしたりして、子育てを通して様々なことがわかった。
一緒にハイハイしてみると、水道の蛇口から流れる水は滝のように見え、机の上にあるものは恐怖と興味をそそった。
人間は二本足で立って進化したのが解ったような気がした。
あっ！ 目線をかえれば、こんなに違うのか。。。と衝撃的に感じた。
数年後その事務所にカムバックさせてもらうのだが、子育ての経験を与えてくれた所長に感謝している。
ハイハイから始まり、つらい夏休み、長男のいじめ、長女の１２歳での単身留学など子育てを通して、家族が幸せに生きることを真剣に考え、それが今の私の設計に関する考え方の元になっているのは確実である。
【育児】とは、【育自】であるようですね！
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