- 佐山 希人
- 佐山建築研究所 一級建築士事務所 代表取締役所長
- 建築家
対象:住宅設計・構造
2階屋上にある物置小屋の足もとを切開してみる。仕上げから、左官材、ダイライト、寸法調整用の針葉樹合板、FRP防水。基礎は最低でも地面から40cm 立ち上げ、雨水の跳ね返りで土台が濡れないようにするのが定石。同じように屋上などの床面からの防水立ち上がりを最低でも40cm以上とすることが求められ る。ちょうど写真では床から50cm程度のところにカッターを入れた。床から30cmほどのところまで水が廻り合板が腐朽している。その上の合板までは腐朽していない。FRP防水も60cm程度まで立ち上げているので、問題なかった。それにしても水が回りそうな部分に合板を使うのはNGである。ダイライ トは腐るものではないので、ほとんど無傷なのが印象的である。
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