- 祖父江 吉修
- FP&COACHING 代表
- 愛知県
- ファイナンシャルプランナー
対象:コーチング
前回はアイデンティティを阻害する要因の二つ目として
「変わりたくない自分」について、お話ししました。
人間の本能的な欲求は安定していることですので、
自分の置かれている状況を変えたくないというのも、
本能的な欲求に即したものであり、
ごく自然なことなのです。
しかし、変わりたいと思う場合には、
大きなハードルとなってしまいます。
こんなときに、ありがちなのは、
「気合いを入れる」「根性で乗り切る」などのように、
テンションを無理に上げたりして、
変わりたくないという気持ちを感じない、
あるいは無視する方法を、
勧められることが多いのではないでしょうか。
しかし、私はあまりお勧めしません。
短期的には効果があるかもしれませんが、
長期的にみると途中で息切れすることが多いように感じます。
では、こんなときにはどうしたらいいでしょうか?
「その気持ちをしっかり受け止め、感じて、
その気持ちを携えて一緒に行く」
というところです。
「変わりたくないような自分」、「変わるのが面倒くさい自分」、
「変わることに恐れを感じる自分」、「違う自分になることへの不安を感じる自分」
これら全てが自分自身であることには間違いありません。
もう少し掘り下げて受け止めてみましょう。
次回に続く。
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