生コンクリート騒動(UMセメント)について - マンション売買 - 専門家プロファイル

小向 裕
不動産コンサルティング・オフィス小向 代表
東京都
不動産コンサルタント
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生コンクリート騒動(UMセメント)について

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新築マンション購入 購入事前相談(売買契約締結前)

本日、ダイヤモンドオンラインにて、先月25日に国土交通省が公表した、某セメント会社のコンクリートの不適合についての記事が掲載されておりましたので、以下にコメントします。

 

問題のコンクリート製品は超高層に利用される特殊品とのことで、東京・神奈川・埼玉県などの都心近郊のタワーマンションが該当するのではないかと。施工会社や物件名は公表されていないが、スーパーゼネコンが大半ではないかとのこと。

 

2008年7月の神奈川県の生コン業者が偽装した事件がありましたが、「六会コンクリート」の件ですね。また、2年間相当な被害を受けたマンションデベロッパーとは、東戸塚の物件の売主であるS社のことですね。

 

また、先日ブログでもご紹介した川崎のタワーマンション(O社)が該当することは、想像に難くないでしょう。

販売を急遽中止した理由など、まさにこのコンクリートの一件が原因であります。公式サイトは本日時点で、まだ販売中止のままでありました。


ダイヤモンド社の解説

「メーカー、商社、地元生コン会社、搬送会社、施工するゼネコンなど多くの企業がかかわる生コンの品質偽装問題は以前から繰り返されてきた。その影響も甚大だ。」

 

「国・生コン業界・ゼネコン業界横断での再発防止のための抜本的な対策が必要だ。「臭いものにフタ」で終わっていいはずがない。」

 

「ごもっとも」であるかと思います。消費者を守る行政が、見方によっては業者の見方になっているという印象は拭えません。何故、物件名や施工会社などを公表しないのでしょうか.

2年前の六会コンクリートの一件のような相当な被害(損失)を被る可能性がある企業(スーパーゼネコン)を救済しているとしか思えませんね。


ダイヤモンドオンラインの記事

http://diamond.jp/articles/-/8705


あまり、テレビ・新聞・ニュースで取り上げられないのも、違和感を覚えます。(マスコミへの圧力なのでしょうか)


以上



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