いつ何処でどれくらいの規模の地震が発生するのか、現在の技術では判りません。
巨大地震は発生周期がもう臨界点に達している、とか云っていますが、いつ来るとは云ってくれません。
庶民は、地震が来たら運が悪かったと諦めるか、高い出費を覚悟して耐震補強を行っていつ来るか判らない地震に備えるか、二者択一を迫られています。
嫌な話しはなるべく考えたくないと無意識に思っていませんか?
プロに任せるのだから地震に強い家は、当たり前に造ってくれていると思っていませんか?
この辺は大きな地震は発生しないと思い込んでいませんか?実は私もそうでした。
家族の命を守るのも家の役目です。
でもプロだからこそ、法律で定められている最低条件しか満たさない構造設計しかしない事もありうるのです。
大金の掛かる建築工事です、プロには一円でも安く客に建物を提供する義務もあるのです。
ただ、家を新築する場合、何も無ければ30〜40年は使用します。と云う事は統計的にほぼ間違い無く巨大地震に遭遇すると云う事です。
このコラムの執筆専門家
- 福味 健治
- (大阪府 / 建築家)
- 岡田一級建築士事務所
木造住宅が得意な建築家。
建築基準法だけでは、家の健全性は担保されません。木造住宅は伝統的に勘や経験で建てらていますが、昨今の地震被害は構造計算を無視している事が大きく影響しています。弊社は木造住宅も構造計算を行って設計しています。免震住宅も手掛けています。
06-6714-6693
「●免震構造住宅」のコラム
木造免震住宅見学会開催御礼(2013/11/28 07:11)
縦揺れで家が潰れるか(2013/11/10 23:11)
木造住宅構造見学会を開催します。(2013/11/08 08:11)
失礼な電話(2013/09/18 08:09)
京都の伏見区で免震住宅を建設します(2013/09/14 07:09)