最低限知って頂きたい、リフォーム会社に対するマナーと節度！

おはようございます。

パウダーイエローの稲垣史朗です。

皆さんは、こんな言葉をよく聞きませんか？

見積もりは最低でも３社程度は取るべきですよ！

この合言葉は、正直言って私は好きになれません！

なぜならば、皆さんがその内容を比較できますか・・・？って言うことが心配です。

私は「お宅で依頼したので宜しくお願いします」と言ってくれるお客様が好きですが！

見積の書式は、リフォーム会社によって様々です。

もちろん「見積の項目」も、リフォーム会社ごとに違います。

とかく、本とかに書いてある文言に最低でも「３社くらい見積とって比べましょう」なんて言うのは理屈上成り立ちますが、

実際には「何を比較するの？」「比べようが無い」って事になります。

私もプロですが、その私が「他社の見積」を見比べても、正直、おおよそはわかりますが、細かい所は見積を作った人にしかわかりません。

例えば、商品価格が「４５％ＯＦＦ」なんて書いてあっても、その分を工事費に乗せてしまえば良い訳ですし、

リフォーム会社だってプロなんだから「値段（％）にうるさいお客様」と思えば、その人へ対応した見積もりを作ります。

見積項目で正確に確認しなければならない事は？

「自分の希望が入っているか？」「漏れが無いか？」「金額と内容に価値感を感じるか？」と言うことではないでしょうか？

基本は、希望が全て入っていること。これを満たせないと、工事が始まってから工事中に追加で請求されます。

後は「価値観」「相性」などで人それぞれが、自分の価値観に合うリフォーム会社を選択するのが良いと思います！

もし、そこまで気に入ったリフォーム会社があったら、是非、その会社へ行って見ましょう。

担当者だけが良かったのか？想像通り、会社も安心出来たのか？

営業マンだけが良くてもダメです。

ちなみに見積を出すときは、最低限でも下記の様な書類を出してもらいましょう。

１　使用明細書（仕上材や下地等、工事内容がわかる書類）

 ２　基本図面（施工範囲がわかる図面）

 ３　プランシート（商品等のイメージや機能がわかるカタログ）全面改装など、金額が大きいリフォーム内容の場合は、

更に追加して

 ４　展開図

 ５　イメージスケッチ

 ６　建具表

等を出してもらいます。

しかし！

ここまでリフォーム会社にお願いするのであれば、そのリフォーム会社に注文するぐらいの気持ちで頼んであげましょう。

「とりあえず」なんて気持ちで頼むのは「マナー違反」であり「ルール違反」と、私は思っています。

ウソでも良いから「結婚前提に付き合ってください」って言われたほうが「よーし頑張るぞー！」ってなりません？

リフォーム会社も血の通う人間なので、頼む側にもマナーが必要だと私は思います。

最近は、ネット社会が進み、何でもかんでも聞き出しておいて～はいさようなら・・・！って言う方が非常に多いですね。

とても寂しい限りの世の中になりましたね！

これからは人間として、節度とモラルを持って対応して下さるお客様限定で仕事を受ける側も判断する時代になりますよ！

「自分が生きていられることは、「人様のお陰」と言うことをお忘れなくして下さい。