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近代は、労働、進歩、内面、時間の時代だった。
21世紀は新しい中世になるといった人がいたと思うがこのIT市場経済社会の住人がcloud peopleである.
特徴
1,自己の中心部が無い 内面がない。
2,労働(過程を経て変化を起こす)感が無く、対象に意味を見ない。原始感覚のみ。
3,外部との関係性（自己感覚）を保つのに広がりと頻度を使う。
4,理解を物語性により得る。
彼らの特性は、現在世界に広まっていく事どもに表れている。Google Chrome OSがそれを象徴するだろう。労働そのものの(キリスト教的)価値は無くなる。もちろん勉強も。時間をかけて何かを得ることはしない。ただ選択するのみ。
生きるためには働いてポイントを得、それを使う。自分の属性も消費対象もクラウドから引き寄せる。他への共感は原理としてあり得ず、また行為は瞬時に起きる故、殺人も単なる一つの選択肢でしかない。
昔、自分探しというものが流行ったことがある。当時のいろいろあった批判は全てout of pointだったのである。それは近代の一つの消費のパターン、自分を外部に投げ出して自己を保つ ための信頼できる対象が消失したための戸惑いの行動であった。その後人々は自己ダイエットに励み、薄い、若しくは無時間故に無限の自分に籠もることになった。それだけで特別なonly one と。
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