- 根岸 春
- 歯・あご・口腔診療科 れいわ医院 院長
- 埼玉県
- 歯科医師
対象:インプラント・歯科口腔外科
- 河合 毅師
- (歯科医師)
- 河合 毅師
- (歯科医師)
ロコモティブシンドロームというプロパガンダの問題点
足腰が痛い人はそれを引き起こす筋緊張維持に歯と口を使っていることが多い
新国民病だって?日本整形外科学会と日本ロコモティブシンドローム研究会という団体が自分たちの存在意義を高める為に、現に困っている人や予防が大事だと教育されている国民をたぶらかそうとしているのは見過ごすことは出来ない。大体、老人の歩行困難や転倒、骨折が問題なのはその様な病名を作り出さなくても明らかものなのではないのか。それとも医学界がさぼっていたのか?全てを骨の変性と筋力低下(と脳)のせいにしているからではないか。
1動けなくなって介護、寝たきりとなる危険の高い状態 を早期発見・早期介入しそれを防ぐ
2ロコモティブシンドロームの三大要因
A脊柱管狭窄による脊髄、馬尾、神経根の障害B変形性関節症、関節炎による下肢の関節障害C骨粗鬆症、骨粗鬆症性骨折
2は立派な目的だが、メタボと同様な意味があるとも謳っているが…2は痛みは原則骨の変形、変化狭窄ではないので既に破綻している。骨粗鬆治療も問題点が多い。
では答う。1、神経がない膝の軟骨がすり減ると何故膝が痛いのか?又、減ったといえども軟骨がある状態では骨が擦れたりしないはずだが…、に限らず整形外科の説明はここをスルーする。2、老人が転ぶのは、老化で筋力減少して膝が上がらなくなるからだそうだが、その証拠は?3、自力歩行不能を防ぐための、片足立ちと、スクワットだが、その根拠が小学生の理屈以下ではないのか?AのときBだからといってBならばAの訳無いだろうが。特にスクワットに関してだがやり方が指定されていないのは問題である。その全てがおかしいのではないが筋力を鍛えれば大丈夫などという暢気な騙し精神だからその程度の説明しかする気が起こらないのではないのか。
ロコモ体操を引き受けているのは日本股関節研究振興財団というところ。
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