- 宮本 ゆかり
- マイウェイネットワーク
- ビジネススキル講師
対象:ビジネススキル
それは、
「中人でないものを中心にすると、世の中は複雑になる。
中心にすべきものを中心にするとシンプルになる」
というお話です。
これを天体を使った例で説明しましょう。
古代の人は、地球が宇宙の中心だと思っていました。
「地球は動かずに、その他の星のほうが地球を中心に動いている」という前提で星を観測していたのです。
そうすると、火星、水星、木星、金星・・・等など、星の軌道はとても複雑なものになりました。
ところがある時、誰かが、「もしかして地球が中心ではなく、太陽が中心では・・・?」とピンときたのです。
そこで太陽を中心にして軌道を観測してみると、なんとその他の星は、みごとな規則性と美しさで
太陽を中心に円を描いたわけです。
今、地球〔というか人間社会〕も、様々な矛盾や複雑な問題を抱えています。
それはきっと、中心にすべきものが狂っているからだと思います。
重要な価値観がズレているのです。
「人間の欲心」を中心として物事を考えてはいけないのです。
では、何を中心とするか?
それは当然、『宇宙意思』(自然の摂理)でしょう。
宇宙意思が人間に与えた重要な価値観の1つが「愛」だと思います。
本来、愛は永遠で変わらないはず。
人間ひとりひとりが、ここに照準を合わせたなら、世界の問題はいっぺんに解決するでしょうね。