素材“鉄”について<第四回> - エクステリアデザイン - 専門家プロファイル

江藤 繁
有限会社エストア 代表取締役社長
エクステリアコーディネーター

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対象:エクステリア・外構

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閲覧数順 2024年04月17日更新

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素材“鉄”について<第四回>

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エクステリア事情(外構関係) 素材について
【スチール】とは。

スチールは建築業界的なイメージとしては鉄の板状のものを指すことが多いです。

板状といっても紙をくるくると丸めた状態のコイル状のもの<非常に薄い板状>や、
完全な板状のものといろいろあります。

薄いものですと0.19mmや0.27mmと言った1mm以下のものもあり、
屋根材や外壁材として多く使用され波の形状をしたものを“トタン”と呼び、
屋根材によく使用されていました。
※現在ではビニール・ポリカカーボネート材のものが主力となっています。

スチールは板状になっているため非常に加工がし易く折り曲げ・曲げ加工が行われ、
またレーザーによるカット加工もし易く、表札妻飾りなどに多く利用される様になっております。

弊社にて取り扱わせて頂いている商品でスチールとは、基本的には板状の鉄を使用し、
いろいろな加工を施し、パイプ形状のも、箱形状のもなどを形成し、
いろいろなパーツを組み合わせて1つの商品を完成させております。

また、鍛鉄と同様に複数の塗装工程を施し、十分な防錆加工を施します。

スチールは機械にて板状にしているため鍛鉄<ロートアイアン>の様な風合いは無く、
鍛鉄<ロートアイアン>から見ると無機質な表情となり、塗装工程にて風合いを持たせたり、
趣の仕上げにしている商品を多く見受けます。