- 江藤 繁
- 有限会社エストア 代表取締役社長
- エクステリアコーディネーター
対象:エクステリア・外構
- 久保田 優一
- (ガーデンデザイナー)
鋳物は、形成したい形を予め“型”を作成し、
そこの“型”へ液状になった鉄を流し込み冷やした後に“型”を外し
きれいに形を整えた製品工程及び商品を【鋳物】製品と呼びます。
“型”は昔から砂などを使用していました。
ベーゴマなどもこうした鋳物製作によって作られており、
薪ストーブ・井戸のポンプ・門扉など多くの商品が作成されていましたが、
“型”から作り始めるため、サイズ変更・デザイン変更などの対応が非常に難しく、
スチールや鍛鉄の形成しやすい工法がもてはやされているのが現状の様ですが、
近年ではアルミを素材としたアルミ鋳物があり、軽量と防錆効果に価値を見出し、
近年では商品化が進んでいます。
素材感は、鍛鉄同様に非常に独特な風合いを表現し、重厚感・存在感を顕著に表します。
ガーデンファニチャー・郵便受けポストなどの商品があり、
その独特な風合いと存在感で、根強いファンもいます。
※素材に対して成分の解説、加工工程の厳密な解説等は割愛し、
解かり易い表現にて解説させて頂き、
“鉄”の素材・工法の魅力をお伝えすることを第一と致しました。