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- 谷澤 史子
- ミューズ・ブランディング・アカデミー（株） 代表取締役
- 経営コンサルタント
太陽と、北風が、男のコートをどちらが早く脱がす事ができるか
競争するお話です。
北風は、コートを脱がす為、力ずくで風を送ります。
コートは風に翻り、今にも脱げそうになるけれど、男は寒さから
身を守る為、ますますコートを押える力が強くなる。
そのうち北風は疲れてしまって諦めます。
太陽は、ただただ、男を暖かい光を与え続けます。
そのうちに、男は汗をかき、自らコートを脱ぎ、
この競争は、太陽が勝ったというお話です。
私はコンサルティングにいらっしゃるクライアント様に接する時
この話を時々思い出します。
皆さん、何か変わりたいと思っていらっしゃる方ばかりです。
そう感じている方に「ココが悪い、だから変えます」と言うような
アドバイスをすれば皆さん今までの自分の生き方を
否定されたような嫌な気分がすると思うのです。
そして、アドバイスも受け入れる気分になれなくなるではないかと。
まずは「変わろう」と思った気持ちを尊重して、どうすれば
魅力を引き出せるかを一緒に考えることが大切です。
「ダメだしをたくさんして、相手の自信を完全になくして
そこで「私がいれば大丈夫」といえば、お客さんは信じてくれる」
こういった手法「北風のコンサルティング」を用いるのは、苦手です。
私の仕事はクライアント様に「自信をなくさせる」ことではなく、
今までの自分に、再度、「自信を持ってもらうこと、気づいてもらう事」、
そして、さらに魅力を引き出すことだからです。
おかげさまで、コンサルティングのご予約をたくさん頂いております。
これからも「太陽のコンサルティング」をしていきますので
よろしくお願いいたします！
