最後のレッスンをイメージする - 独立開業全般 - 専門家プロファイル

藤 拓弘
リーラムジカ 代表
経営コンサルタント

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対象:独立開業

尾崎 友俐
尾崎 友俐
(経営コンサルタント)

閲覧数順 2024年04月23日更新

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最後のレッスンをイメージする

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ピアノ講師の成功法則
悲しいことに生徒さんは、いつか必ずやめていきます。


進級や受験のため、引越しなどの家庭の事情、やめていく理由は生徒さんによって
それぞれですが、必ず先生とのお別れの日が来ます。

5年、10年、15年と心を込めて教えた生徒さんとの別れは、
長年指導してきた先生にとって、これほど悲しいことはありませんよね。


そこで、ピアノレスナーには次のようなマインドが必要ではないか、と思います。



「この生徒さんとも必ず別れの日が来る。だから、今日この1回のレッスンを本当に大切にしよう」





例えば、今日で最後のレッスンの生徒さんがいる、と想像してみてください。

きっとこれまでの一緒に勉強してきたことを胸に、最後のレッスンを出来るだけ
思い出深いレッスンにしよう、大切な時間を一緒に過ごそう、と思うことでしょう。


普段と同じ時間なのに、これほど大切な時間はない、と思うほどでしょう。


なぜなら、その生徒さんにピアノを教えられるのは、今日のこの「一回」しかないからです。


「もっと教えられることはたくさんあったのでは」

「将来、私に習って良かったと思って欲しい」



いろんな思いが交錯して、一生懸命教えることでしょう。


ここに、ピアノ教育に大切なことが隠されています。つまり、



「最後のレッスン」をイメージすることは、普段のレッスンの大切さを痛感することにつながる




ということです。


優れたピアノの先生は、毎回のレッスンに全身全霊を注ぎます。


それは、生徒さんのためでもありますが、実はいつか来る別れの日に、
自分が後悔しないためです。



高いマインドでレッスンをこなすことは、先生と生徒の間にある、
「絆」を深めることにつながるのでは、と思います。


生徒さんの深い満足感と、先生の熱い思いは、
どこかでつながっているものなのかも知れませんね。






※私の活動に関しては、ピアノ教室コンサルタントのページからご覧下さい。


※現在、ピアノ教室運営のエッセンスをメールマガジン「成功するピアノ教室」にて執筆中です。