
- 青松 敬明
- ビジネスナビゲーター
- ビジネスコーチ
対象:経営コンサルティング
- 戸村 智憲
- (経営コンサルタント ジャーナリスト 講師)
- 荒井 信雄
- (起業コンサルタント)
そうこうしているうちに、こちらが「若いモン」ではなくなり、「若いモン」を「若いモン」呼ばわりする歳になってきた。でも、「語彙が少ない」ってどういうことだったのか?
会社にいる近頃の「若いモン」は、会うと必ず「お疲れさまです」という。こちらが疲れていれば別にかまわないのだが、疲れていないときは「疲れてまへんで」と切り返すことにしている。
疲れていない相手に「お疲れさまです」はどう考えてもおかしいし、特に、朝一番に「お疲れさま」はないやろ。これなら、肯定文ではなく、疑問文で「疲れてますか?」と聞かれた方が、「そやな〜、疲れてまへんな〜」とか言うことができるので、まだ会話が弾むというもんである。
とにかく、「お疲れさま」ですと言われても答えようがない。とはいえ、世の中が「お疲れさまです」を許容する風潮になっているようなので、これに一々文句を言っていても始まらない。。。
、、、が、しかし、、、頭にくるのは、その「若いモン」は、例えば、1時間後に再び会っても、また「お疲れさまです」である。。。ついさっき「疲れてまへんで」と言っているにもかかわらず。。。まったく何も考えていないとしか思えない。こういう輩(つまり、相手のリアクションをまったく考えていない輩)が交渉事をできるとは到底思えない。
昔のオッサンが、当時「若いモン」であった我々世代に言っていた「語彙不足」とは意味合いが違うかもしれないが、「お疲れさま」族の語彙不足はどんどんヒドクなっている気がする。
*「お疲れさま族」より転記しました。