- 渡辺 行雄
- 株式会社リアルビジョン 代表
- 東京都
- ファイナンシャルプランナー
-
098-860-8350
対象:住宅資金・住宅ローン
- 伊藤 誠
- (ファイナンシャルプランナー)
- 伊藤 誠
- (ファイナンシャルプランナー)
ボーナスシーズンを迎え、住宅ローンの6月危機説などと、ニュースなどで報道されるようになりました。
その内容は、今回のボーナスは20%前後減少する予想にもかかわらず、住宅ローンを組んでいる方の中にはボーナス併用を利用している方がいる。
ボーナス収入をその返済原資として当て込んでいた方は返済に困窮し、最悪の場合は住宅を手放すことになるだけではなく、住宅ローンの残債を下回る価格でしか売れなかった場合は、新たに発生する支払い家賃に加えて、住宅ローンの返済も残ってしまうというものです。
実際、私が懇意にしている司法書士の方も住宅を購入する際にボーナス併用を利用していたので、不動産のある意味専門家の方がボーナス併用を利用していたことには少々驚かされました。
住宅ローンを組む場合、私からのアドバイスとして、ボーナス併用を利用することはお勧めしていません。
住宅ローンの返済はあくまでも、毎月の収入から返済できる範囲内にとどめるようにアドバイスをしています。
また、ボーナス収入は毎月の生活費の不足分の補充や家族のライフイベント資金に充てることをおすすめしています。
住宅ローンを組むときのポイントは、幾らまで借りられるではなく、幾らまでならば無理なく返済していけるということで、住宅ローンを組むことです。
そうはいっても既に多少なりとも無理をして住宅ローンを組んでしまった場合、例えば、最近長期金利が上昇していますが、今後のローン金利が気になる方は固定期間を今のうちに見直すことをお勧めします。
尚、借り換えなどにより対処できる余裕のある方は、できるだけ早いうちにファイナンシャル・プランナーなど専門家のアドバイスをもとに、住宅ローンの見直しを行っておくことをお勧めします。
ただし、既に住宅ローンの返済に困窮している方につきましては、事態がより一層悪くなる前に、融資先の金融機関あてご相談ください。
緊急避難処置として、返済期間を延長することで、毎月の返済額わ減額する。あるいは、一定期間は住宅ローン利息の返済のみにとどめるなど、応急処置をしてもらえる可能性があります。
以上、ご参考にしていただけますと幸です。
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このコラムの執筆専門家
- 渡辺 行雄
- (東京都 / ファイナンシャルプランナー)
- 株式会社リアルビジョン 代表
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