今回も類似するデータをご紹介しましょう。
上の図は、「山口義臣&山本三希雄:整形外科MOOK,1979」による職業別の腰痛発症率を棒グラフにしたものです。
一般的に肉体労働の方のほうが腰痛が多いように感じますが、カラダを使うから腰痛になりやすいと言うのはまったくの誤解なのです。
そして驚くのが、無職の方がもっとも腰痛の割合が高いのです。いろいろな要因があるとは思いますが、私が臨床現場で痛感することは、「精神的ストレス」が大きく腰痛やさまざまな症状に絡んでいると言うことです。
ほかの腰痛の割合が高い職業を見てみると、比較的年間を通して、ストレスが多い職業なのではないでしょうか。
「カラダは心の鏡」です。
ある心理学では、腰痛は「心の中の恐れや不安などによる腰が引けた状態」が症状となって出てくると考えたりします。人それぞれ原因はさまざまですが、臨床現場では、納得することが多くあります。
皆さんの腰痛体験はどうだったでしょうか?
一度振り返ってみると新たな発見があるかもしれませんよ。
山中英司
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このコラムの執筆専門家
- 山中 英司
- (カイロプラクター)
- 陽開カイロプラクティック
「体は心の鏡」 体の解放は、心の解放からはじまります
臨床を通して痛感することは、体は心の鏡のような存在だということ。様々な症状の裏には、もう一人の自分からのメッセージが隠されています。カラダを診るプロフェッショナルとして、クライアントの心とも真剣に向き合うことを信条にしています。
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