
- 前田 紳詞
- 代表取締役
- ファイナンシャルプランナー
対象:お金と資産の運用
金融機関連鎖破綻の波
「次はワシントンミューチュアル」がつぶれるかもしれない
を書いたら、一日持ちませんでした。
現在、米国系の金融機関の資金調達は相当厳しくなってきています。
米国でもシティは預金をなんとか集めようとしています。
この分でいくと、金融機関の貸し渋りはかなりひどく、9月の第3四半期決算を乗り切れないところが相当出てくるかも。GMあたりもやばくなるかもしれません。
金融機関ではまだ買収や資金調達が確定していない”ワコビア”が話題の中心になるかもしれません。
今回の問題が解決するためにはまず
住宅価格の下落が止まらないといけません。
一時、落ち着いたのですが、8月からまた値下がりがひどくなってきています。
ハーレムの住宅バブル崩壊
ハーレムの住宅街を歩いても”SALE"の看板がよく目につきました。
1年前にもハーレムに行きましたが、当時はバブルが起きていました。
ハーレムは犯罪地帯ではなく
高級住宅街に変わりつつありました。
1年でマンションの価格が2倍になったそうです。
今週、不良債権買い取り機構設立が議会を通るかが大きな山場になりそうです。
これがうまくいかないと、”恐慌”の発生も覚悟しておく必要があるかもしれません。
こういった状況下で我々一般人はどう対処すべきか?
考えておく必要があります。